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知財・無形資産を活かすビジネスアーキテクト〜ビジネスアーキテクトが実装している最強の知財経営〜
1月24日(金)
株式会社野村総合研究所 プリンシパル
林 力一(はやし りきかず) 氏
企業の経営/事業/技術企画などに経営/事業戦略策定のご支援している戦略コンサルタントが、知財・無形資産生かす『ビジネスアーキテクト』が実装している最強の知財経営について解説します。ビジネス・アーキテクトの役割は、既存事業にどのような事業を繋げると事業をスケールさせることができるか、顧客ニーズを捉えて、ビジネスの全体像を描くことにあります。特に、知財経営は、日本企業がこれまで知財を事業戦略・R&D戦略の「後工程」として捉えてきたのに対し、自前主義を脱却してエコシステムでの戦い方が勝ち筋である現代では知財や無形資産は企業戦略の「前工程」としても機能すべきです。具体的な戦略策定など実務対応も踏まえて、知財を基盤とした新たなビジネスモデルの設計や、ビジネスアーキテクトの役割をどのように育成・活用するかについて、解説いたします。
0.背景|なぜ日本は「失われた30年」と言われるのか
1.攻めのオープンな知財戦略の意義
2.ビジネスアーキテクトが実装している最強の知財経営
-知財を基盤とした知財経営の具体的な設計-
■具体的な設計1:事業/技術・知財ポートフォーリオ評価
■具体的な設計2:知財を基盤とした新たな事業戦略の策定
■具体的な設計3:知財を活かしたR&D戦略の策定(コア技術評価/技術・知財開発責任の考え方)
■具体的な設計4:イノベーションジレンマを解消するためのビジョン設定と組織改革
■具体的な設計5:知財を活かしたソリューションビジネスの展開
■具体的な設計6:オープン&クローズ戦略
■具体的な設計7:知的資本経営
■具体的な設計8:マザーマーケット参入戦略/途上国での競合台頭に対する攻めの知財戦略
■具体的な設計9:知財から未来構想化してインナー・アウターブランディング
■具体的な設計10:グローバルIPマネジメントポリシーの策定
■具体的な設計11:コーポレートガバナンスコード/知財ROIC開示
3.ビジネスアーキテクトの役割と、どのように育成するか
4.質疑応答/名刺交換
経歴
■日立製作所(SAN、CDMA)■トヨタ自動車(エンジン、HV)■三菱重工業(水処理、化学プラント、CCS、リージョナルジェット、風車、ターボ、船舶エンジン等)■LIXIL グローバル知財部長■外資コンサルティング会社■株式会社野村総合研究所入社 プリンシパル
専門
■経営戦略策定(中長期計画、ビジョン策定)■事業ポートフォーリオ評価、評価結果に基づくBX、将来の事業破壊される可能性の評価と対抗戦略■事業戦略策定(用途展開、プラットフォーム戦略、エコシステム戦略、海外市場進出)、経営と知財の融合■ESG、GX戦略■プレ戦略的提携/M&A戦略策定・ビジネス/技術・特許DD・PMI■企業知財マネジメント■工学修士、MBA、法学士、弁理士
主要プロジェクト
■グローバル市場を拡大のために、企業の知財(ブランド・特許)を活用するエコシステム戦略
●グローバルで事業組立てに必要なスタートアップを探し、クライアントの技術と結合させ新商品企画、PoCによる潜在顧客へ提案。知財含む交渉戦略策定●自治体と企業とのフォーメーションで、環境負荷低減に関する新事業策定。自治体で財政を考慮して政府に対して補助金を企画のロビー活動も含む●欧州など地域ごとのHEMS/BEMS事業の開発、HVACを提携の動機として各領域での販売チャネル確保のための戦略的提携
■企業の知財(ブランド・特許)を活用した、モノからコト売り事業転換
●カーボンクレジット/CO2活用事業展開によるEPCのプラットフォーム戦略●蓄電池の新たな部材の事業開発のために、バッテリーパッケージ化に必要なエコシステムの構築と、OEMやUPSサプライヤーなど顧客とのPoC企画
■その他事業開発
●EVのLiバッテリー(正極材、セパレータ、全個体電池)、亜鉛電池、光電材料、製膜●VPP、EVフリート、次世代通信車載モジュール●スマートマニュファクチャリング、MEMS/HA●mRNA創薬、機能性食品、食品・保存食、培養肉●水素/アンモニア事業(素材、重工、燃料業界)、メタネーション/SAF、CCUS、カーボンクレジット●光通信ケーブル、光電融合、量子コンピュータ活用創薬、生体認証、Embedded Finance