会場受講/ライブ配信/アーカイブ配信(2週間、何度でもご視聴可)
【東京電力/三菱総合研究所】
12月19日(木)
東京電力ホールディングス株式会社
エリアエネルギーイノベーション事業室
蓄電池ビジネスグループ マネージャー
藍 譲二郎(あい じょうじろう) 氏
当社は、「カーボンニュートラル」や「防災」を軸に新たな価値提供すべく、まちづくりなどを通じ、電化設備・ユーティリティ設備の導入から長期運用まで含めたエネルギーサービスを提供しているなか、蓄電池への期待感の高まりより、今後、蓄電池市場は拡大すると想定しています。
一方、蓄電池に起因した火災事故が、近年、国内においても発生している状況下、当社は、安全性の確保を前提とし、コストダウン・お客さまの価値創出を図り、お客さまニーズに応じた蓄電池システムの提供により、蓄電池市場の活性化を目指しています。
1.東京電力グループのカーボンニュートラルへ向けた取組
2.蓄電池市場を取り巻く現況
3.蓄電池システムへ求められる安全性
4.蓄電池市場の活性化へ向けた取組
5.運用最適化を見据えたエネルギーサービスの展開
6.質疑応答/名刺交換
株式会社三菱総合研究所
エネルギー・サステナビリティ事業本部
デマンドサイドイノベーショングループ
シニアコンサルタント
杉山 理恩(すぎやま りおん) 氏
需給調整市場、長期脱炭素電源オークションの開設、出力制御の増加、FIP電源の出力制御順の変更、電気料金の高騰、蓄電池価格の低減等を契機に、定置用蓄電システムを活用するビジネスの機運がより一層高まっている。
しかし、そのビジネスモデル・事業性については不確実性が大きい部分も多い。本講演では、蓄電池を取り巻く市場環境、政策動向、それらに起因する課題を整理し、蓄電システムを活用したビジネスの方向性について議論する。
1.蓄電池ビジネスをめぐる動向
(1)蓄電池を取り巻く社会情勢の変化
(2)蓄電池に求められる提供価値
2.蓄電池の市場動向・政策動向
(1)国内外の市場動向
(2)定置用蓄電池の課題
(3)政策動向の変化
3.今後のビジネスチャンス
(1)系統用蓄電池、再エネ併設ビジネス
(2)FIP制度導入による再エネアグリゲーションビジネスの展望
(3)ソーラーシンギュラリティ、ストレージパリティの可能性
4.質疑応答/名刺交換
1991年 東京電力株式会社入社。変電所の保守・運転・建設工事、需要想定・設備計画等を担務し、東京電力エナジーパートナー株式会社にてNAS電池の運用、VPP・V2G実証、V2Xシステム導入を担務。2022年から蓄電池エネルギーサービスを中心としたビジネス展開事業に従事。
2014年 三菱総合研究所入社。再生可能エネルギーや省エネルギー分野における調査・コンサルティングに従事。2018年より大手総合商社に出向しデジタル分野の事業開発に従事。2021年より現職として電力市場における分析業務や蓄電池等の事業性評価、事業戦略策定を担当。