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うまいく企画とうまくいかない企画の違いはなにか?
〜あなたのアイデアを10年後も輝き続けるビジネスの柱に変える〜
12月19日(木)
株式会社経営技法 代表取締役社長
鈴木 俊介(すずき しゅんすけ) 氏
今日のビジネス環境では、短期的な成功よりも長期的な価値を生み出すプロジェクトが注目されています。しかし、成功には単なる偶発ではなく、緻密な計画とビジョンが必要です。
このセミナーでは、「ずっと昔に作られ、今でも使われる社内システム」「世代を超えて愛されるロングセラー商品」「自然と成長を続ける革新的プロジェクト」がどのようにして生まれたのか、その裏にある戦略を紐解きます。これらすべてに共通するのは、企画者による深い洞察から生まれたビジョンと、その実現に向けた揺るぎない情熱です。彼らは、他人が見過ごす細部にまで注意を払い、成功へと導くための緻密な仕掛けを施しています。そして残念な結果に終わった企画やプロジェクトを紐解けば、その逆のことがみえてきます。
目まぐるしく変わる環境の中でもブレることなく、初期の目標を確実に達成するための戦略的思考と行動、そして外部の意見に流されずに自らの判断を貫く力。一時的な成功ではなく、持続可能な成果を生み出すための秘訣。これらを身につけるために、どのように考え、どのように計画を立てるべきか、長い間語られてこなかったプロジェクト・マネジメントの本質を深く掘り下げていきます。
1.イントロダクション〜成功と失敗の歴史から学ぶ
2.企画コンセプトノートのつくりかた〜アイデアから実現への軌跡
(1)達成したいことは何か? 背景・意図・ビジョンをおさえた企画目的
(2)多様な要求・願望を網羅し統合する、高い抽象度で本質をついた要件定義
(3)守るべき従うべき価値基準の定義
(4)判断基準を定義する。定性的なものさしをどう表現するか?
3.達成のための計画づくり〜計画から実行へのプロセス
(1)目的を手段につなげるデザイン〜WBS: Work Breakdown Structure をいかにつくるか?
(2)最適な手順をシミュレーションするには?
4.ケース事例解説・プロジェクト企画書と計画
5.巻き込み人材の選定〜能力の要件定義と人材ポートフォリオ分析
(1)ハードスキルで考える・・・・・・必要な専門能力は何か?
(2)ソフトスキル・気質で考える・・・円滑な議論、行動、マネジメントが実現できる組み合わせは?
(3)最適な人材ポートフォリオ〜相性と能力補完を両立するには
(4)試行錯誤の学習(&失敗)計画〜漸次的な成長をデザインするために
6.説得・宣伝のコミュニケーション
(1)誰には何を訴えるべきなのか?コミュニケーションの戦略
(2)キャッチコピー、たとえ話・・的を得た論理を豊かな情感でつつむ表現
7.「ユニークブレインラボ®」による思考技術の演習:
なぜ?を問い、本質を抽出する研ぎ澄まされた思考をマスターする。
8.質疑応答/名刺交換
1992年 慶應義塾大学、2002年 Case Western Reserve大学院を卒業。出光興産、KPMGビジネスアシュアランス、Kepner Tregoe Japanを経て、2009年(株)経営技法設立。2011年 創造的な思考技術に特化した能力開発メソッド「ユニークブレインラボ®」を開発し、上市する。大手製造業、IT企業を中心に創造力強化、新製品新サービス創出を支援。世界でも数少ない「思考技術」を基軸においたコンサルティング、研修を展開している。NPO法人ランチェスター協会理事。等価変換創造学会所属。