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【厚生労働省/経済産業省/総務省】
12月 2日(月)
厚生労働省 大臣官房 厚生科学課
バイオテクノロジー専門官
丸山 翔悟(まるやま しょうご) 氏
我が国では、健康寿命延伸や社会保障制度の持続性確保といったミッションが課せられていますが、人口減少が進行している日本だからこそ、デジタルの力を借りて向き合っていく必要があります。保険医療分野にAI技術を活用していくために、厚生労働省においても、倫理的・法的・社会的課題を含め、取組を実施してまいりました。
本講演では、AI技術の研究開発・社会実装に関する取組や、保健医療分野における生成AI利活用の概観についてご紹介します。
1.保健医療分野におけるAIの研究開発・社会実装の推進に向けた取組
2.保健医療分野における生成AI利活用の概観等
3.質疑応答/名刺交換
経済産業省 商務・サービスグループ
ヘルスケア産業課 課長補佐
阿部 陽(あべ みなみ) 氏
国民の健康意識の高まりや、デジタル技術の発達により、ヘルスケア産業には、デジタル技術を活用した新たなサービスの提供等、さらなる発展が期待されています。
本講演ではヘルスケア産業課における政策の全体概要を紹介した上で、PHR(Personal Health Record)等のICT関連施策を紹介します。PHRに関しては、総務省、厚生労働省、経済産業省の3省で策定した「民間PHR事業者による健診等情報の取扱いに関する基本的指針」、医療機関や日常場面でのPHRサービスの実証事業、IoT機器を活用したヘルスケアソリューションの創出に向けた事業等の紹介を行います。
1.ヘルスケア産業課における政策の全体概要
2.PHR関連施策
3.質疑応答/名刺交換
総務省 情報流通行政局 地域通信振興課
デジタル経済推進室 課長補佐
鈴木 綾奈(すずき あやな) 氏
総務省は、情報の電磁的流通の規律及び振興を所管する立場から、先導的なICTの医療分野での研究開発やガイドライン等の策定を行い、医療の高度化、地域医療の確保、データ活用の推進等に貢献する取り組みを行っています。特に近年注力している、通信インフラの安全性・信頼性の確保の観点から「遠隔医療の普及」、安心・安全なデータの流通・利活用の促進の観点から「PHRデータの活用」という2つの施策の柱を中心にご紹介いたします。
1.遠隔医療の普及に向けた取り組み
2.PHRデータの利活用に向けた取り組み
3.医療分野におけるローカル5Gの利用(地域デジタル基盤活用推進事業の事例紹介等)
4.質疑応答/名刺交換
2017年4月厚生労働省入省。医薬・生活衛生局安全対策課(当時)、保険局医療課、福岡県保健医療介護部薬務課への出向を経て、2023年4月より大臣官房厚生科学課(現職)。
2016年に経済産業省特許庁へ入庁後、特許審査官として電力システム、電子商取引などの分野の特許審査や知財行政の業務に従事。2023年より現職。
AIスタートアップ、総合コンサルティングファーム等を経て、内閣官房デジタル田園都市国家構想実現会議事務局にて、スマートシティをはじめとする地域におけるデジタルサービス実装に係る業務に従事。2024年より現職。医療DXの推進やパーソナルデータの利活用を主に担当している。