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【EUのAI規制法案と文化庁の議論を踏まえて】
〜AIによるコンテンツ制作の法的留意点〜
3月11日(月) 終了済
レイ法律事務所 弁護士
舟橋 和宏(ふなばし かずひろ) 氏
レイ法律事務所 弁護士
植田 仰生(うえだ あおい) 氏
近年、急速に発展を遂げる生成系AIについて、2023年12月にはEUにおいてAI規制法案が大筋で合意に至り、日本国内においても文化庁の審議会においてAIについての議論が進むなどAIを取り巻く環境は日々変化しています。そして、議論のみならず、海外においてはAIサービス提供者と著作権者との間で訴訟が進むこともあり、ユーザーの立場から、画像生成AI・文章生成AIを利用して、コンテンツ生成については様々な不安が日々持ち掛けられます。
本講演では、生成系AIについて議論など状況を俯瞰しながら、生成系AIを利用するユーザーの視点から生成系AIの利活用にあたり、法律上留意しておくべき点を解説いたします。
1.生成系AIの議論状況
・生成系AIのこれまでと国内外での動きについて概観します。
2.生成系の利用にあたり関連する法律の概要
・生成系AIに係わる著作権法、個人情報保護法、商標法等各法律を解説します。
3.生成系AI利活用にあたっての留意点
・生成系AIによって生成された物について著作権が生じるか、起こりうるトラブルを概観し、トラブル回避にあたり、どのような点に留意
していくべきかを解説します。
4.質疑応答/名刺交換
2010年明治大学法学部法律学科卒業、2013年駒澤大学法科大学院修了、同年司法試験合格。2015年弁護士登録。都内法律事務所勤務を経て、2016年レイ法律事務所に入所。メディア・エンターテインメント分野を主として扱う同事務所においてアソシエイト統括弁護士として勤務。
著作権を始め知的財産に関する法律問題を数多く取り扱い、自身が二次創作活動をしていた経験から、アニメ・マンガに関する法律問題の取材対応、アニメーション制作に関する契約書作成等法的サポートも多く取り扱う。著作権に関するセミナーなども数多く実施。著書として『実務がわかるハンドブック 契約法務・トラブル対応の基本(国内契約書編)』『2023年、共著、第一法規』
レイ法律事務所でエンターテイメント法務を中心に取り扱い、ドラマ・映画の法律監修も数多く務める。エンターテイメントを守る活動を通して日本を、また世界を明るくすることを志している。司法試験知的財産法では3位の成績を残し、中でも著作権法を得意としている。