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【暗号資産やNFTに留まらない利用例と法的課題】
11月25日(木) 終了済
渥美坂井法律事務所・外国法共同事業
パートナー弁護士・米国ニューヨーク州弁護士
大阪大学 招聘教授 (ELSIセンター)
三部 裕幸(さんべ ひろゆき) 氏
ブロックチェーンは、国内外で幅広く利用されつつあります。金融・医療・輸送・教育の最適化、政府・自治体のDX、紙・システム・移動の代替に及び、暗号資産やNFTにとどまりません。
しかし、法律や社会受容性の視点から見ると、一面ではリスクが見落とされがちであり、他面では法的障壁にぶつかり、ビジネス化を諦めてしまう事例も見受けられます。
私は、国内外の実情を踏まえて、実案件のリスクマネジメントを行ってきました。その知見を活かし、本セミナーでは、国内外での利用例・構想例をベースに、ブロックチェーン利用における法的・社会受容性的リスク検討を行います。そして、リスクマネジメントと、必要な規制緩和策について解説します。
1.欧米等での主なブロックチェーン利用の例・構想の例
・紙の代替、システムの代替、移動の代替などに分類して解説
2.日本での主なブロックチェーン利用の例・構想の例
3.ブロックチェーンを利用するにあたっての法的・社会受容性的リスク
4.ブロックチェーンのリスクマネジメント
・リスクガバナンス体制とブロックチェーンリテラシーの周知
・個別案件のリスクマネジメント
5.規制緩和に向けた方策
・先端ビジネスのチャンスを広げる手法としての規制緩和の提案
・どのような方法があるか--あまり着目されていない方法も含めて解説
6.質疑応答/名刺交換
2002年 早稲田大学法学部卒業、2003年 弁護士登録。2010年 米国コロンビアロースクール修了(LL.M.)
2012年 米国ニューヨーク州弁護士登録。
総務省「AIネットワーク社会推進会議」AIガバナンス検討会等委員
文部科学省「Society5.0実現化研究拠点支援事業推進委員会」委員 その他の公職を歴任
2020年 大阪大学 招聘教授 就任(社会技術共創研究センター、通称ELSIセンター)。
共訳書『ブロックチェーンと法』(弘文堂)出版
2021年 株式会社NTTデータ AIアドバイザリーボード外部委員に就任。