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【状況や周りに振り回されずに、当初目的を実現する】
〜骨太のコンセプトで、ぶれない、くずれない、高品質な企画コンセプトをつくる、仕事デザイナーになるために〜
11月12日(金) 終了済
株式会社経営技法 代表取締役社長
鈴木 俊介(すずき しゅんすけ) 氏
たとえば「今でも使われるずっと昔に作った社内の仕組み、システム」、「ロングセラーの商品」、「自然と発展拡大していく製品、プロジェクト」・・・いわゆる「長続きするプロジェクト成果物」が生まれる過程を紐解くと、最初の企画者が、しっかり深く考察したビジョンや目的のもと、他の人ならそこまで想いをよせなかったであろうことまで、微に細に目や気を配り、仕掛けを張り巡らせているものです。そして残念な結果に終わった企画やプロジェクトを紐解けば、その逆のことがみえてきます。
●いっときの成功ではなく、長続きする確実な成功
●状況や周りに振り回されず当初目的を実現する着実な巻き込み
●ブレない、後出しジャンケンの外部意見に振り回されない意思決定
を実現するために、何をどう考え整理すればよいのか、語られるようで語られてこなかった、企画、プロジェクト・マネジメントの真髄について解説します。
1.イントロダクション
1.歴史で振り返る優れたプロジェクト、失敗プロジェクト
2.すぐれた企画とは何か?成功が長続きするための条件
2.企画コンセプトノートのつくりかた
1.達成したいことは何か? 背景・意図・ビジョンをおさえた企画目的
2.多様な要求・願望を網羅し統合する、高い抽象度で本質をついた要件定義
3.守るべき従うべき価値基準の定義
4.判断基準を定義する。定性的なものさしをどう表現するか?
3.達成のための計画づくり
1.目的を手段につなげるデザイン〜WBS: Work Breakdown Structure をいかにつくるか?
2.最適な手順をシミュレーションするには?
4.巻き込み人材の選定
〜能力の要件定義と人材ポートフォリオ分析
1.ハードスキルで考える・・・・・・必要な専門能力は何か?
2.ソフトスキル・気質で考える・・・円滑な議論、行動、マネジメントが実現できる組み合わせは?
3.最適な人材ポートフォリオ〜相性と能力補完を両立するには
4.試行錯誤の学習(&失敗)計画〜漸次的な成長をデザインするために
5.説得・宣伝のコミュニケーション
1.誰には何を訴えるべきなのか?コミュニケーションの戦略
2.キャッチコピー、たとえ話・・的を得た論理を豊かな情感でつつむ表現
6.「ユニークブレインラボ®」による思考技術の演習:
なぜ?を問い、本質を抽出する研ぎ澄まされた思考をマスターする。
7.質疑応答/名刺交換
1992年 慶應義塾大学、2002年 Case Western Reserve大学院を卒業。
出光興産、KPMGビジネスアシュアランス、Kepner Tregoe Japanを経て、2009年(株)経営技法設立。
2011年 創造的な思考技術に特化した能力開発メソッド「ユニークブレインラボR」を開発し、上市する。
大手製造業、IT企業を中心に創造力強化、新製品新サービス創出を支援。世界でも数少ない「思考技術」を基軸においたコンサルティング、研修を展開している。NPO法人ランチェスター協会理事。等価変換創造学会所属。