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【営業秘密保護強化によるリスク回避と競争力向上】
〜営業秘密管理指針の改訂を中心に〜
6月25日(水)
経済産業省 経済産業政策局
知的財産政策室 室長補佐
黒川 直毅(くろかわ なおき) 氏
近年、営業秘密侵害罪の検挙件数が増加しており、関連するニュースも頻繁に報道される中、営業秘密に関する世の中の注目が高まっています。経済産業省では、「企業が営業秘密に関する管理強化のための戦略的なプログラムを策定できるよう、参考となるべき指針」として、「営業秘密管理指針」を公表していますが、この度、6年ぶりに改訂を行いました。
本講演では、営業秘密管理指針の改訂の経緯や改訂内容等、営業秘密保護を巡る近時の動向について、立案担当者が丁寧に解説します。
1.営業秘密の持ち出しが注目を集めている背景
2.不正競争防止法における営業秘密とは
3.営業秘密管理指針について
(1)営業秘密管理指針の位置付け
(2)改訂の経緯
(3)改訂方針
(4)改訂内容
・生成AIにおける秘密管理性の考え方
・ダークウェブに公表された場合における非公知性の考え方等
4.その他
5.質疑応答/名刺交換
2017年弁護士登録(第二東京弁護士会)。弁理士。2022年4月から、経済産業省経済産業政策局知的財産政策室にて執務を行い、令和5年改正不正競争防止法の改正作業や、営業秘密管理指針、限定提供データに関する指針、秘密情報の保護ハンドブック等の改訂作業に従事。弁護士知財ネット事務局、知的財産管理技能検定技能検定委員等を務めている。