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【先端事例とグローバルプレイヤーを分析】
〜経済・技術・規制の視点で読み解く〜
7月 4日(金)
沖為工作室合同会社 Founder&CEO
沖本 真也(おきもと しんや) 氏
「Agent」は欲望や信念、意図等を持ち、能動的に行動できる実体という、哲学的な概念に由来します。その一方、現代社会においては、「Agent」はビジネスや政治などにおいて、代理として行動したり、他人の事柄を管理したりする人を意味します。またコンピュータサイエンスと人工知能の分野では、「Agent」は人間のように自律的な意思決定が可能な存在であり、そうした存在であるために、ソフトウェア等を通じ、「AI Agent」として特定の環境で特定のタスクを実行します。
大規模言語モデル(LLM)の登場の他、今後アップグレードが期待される通信技術やデジタルインフラ等が「AI Agent」のさらなる発展に結びついているとともに、市場のドライバー因子になることが想定されます。
本セミナーでは開発が急速に進んでいる「AI Agent」にフォーカスし、それが産業に与えるインパクトや経済性の他、政治的もしくは倫理的な側面から、「AI Agent」が置かれている状況などについて、解説いたします。
1.AI Agent市場動向
・市場背景:コンセプトから実世界への応用
・業界構造・産業チェーン
・AI Agent開発動向
・業種別応用動向
-製造業・設計、ヘルスケア、IT・通信、マーケティング・広告、自動車等
・デジタルインフラとAI Agent
2.AI Agent技術動向
・LLM(大規模言語モデル)
・画像認識
・セキュリティ
・通信技術
・エッジAIエージェント
3.関連企業動向
・IBM・Microsoft・Amazon・Google・Alibaba・JD.com・Deep Seek・Waymo・Metaなど
4.まとめ
・市場規模予測と経済性
・規制環境
・市場環境の今後の展望
5.質疑応答
1998年桐蔭学園高等学校理数科卒業。大学で文学士(英米文学科専攻)を取得後、社会人として働きながら米国大学でMBA取得。2003年社会人として主に営業職として従事。製造業界において複数の企業で新製品の開発および上市業務を担当。プラスチック製品メーカーでは物流用プラスチックパレット「スキレッター」の開発から上市まで営業職として関わり、開発者の一人として特許登録。自動車業界では欧州Tier1での経験を経て、主にドイツ自動車メーカーに対し内装部品の加飾技術の提案を行う職務につき、水圧転写や本杢インモールド成型などの工業化に従事。市場調査業界では、主にトレンドフォース社、ケリーサイエンティフィックパブリケーション社等の海外調査会社やEV、自動運転等の市場調査のマーケティングを手掛け、業界団体を巻き込んでマーケットの活性化に従事。
2020年に沖為工作室合同会社を設立。製造業界や市場調査業界で培ったネットワークを生かし、車載用バッテリー、自動運転、マイクロLED、5Gなどの先端技術の市場分析を提供。2024年グローバルビジネス情報誌『CEO Insights Asia』の「日本のビジネスコンサルティングにおけるトップ10 リーダー 2024」に選出。
https://www.chong-wei.com/news/founder-ceo-top-10-leaders-in-business-consulting-in-japan-2024