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多職種連携による栄養管理の実践〜看護師と管理栄養士の立場から考えるチーム医療のあるべき姿〜
6月25日(水)
Nurse Innovation株式会社 代表取締役
Five Star訪問看護・栄養管理Station 管理者
朝倉 之基(あさくら ゆきもと) 氏
本邦は世界でもトップの高齢大国となりました。高齢者の割合はこの先一定数で安定し、生産年齢人口が減少します。その後、人口全体が減り続け、これからの人口統計の推移を見て何をすべきかを考えなければならない時期にあります。そこで我々が関わるべきは未病と健康寿命の延伸であり、これらは健康な食生活と運動から成り立っています。医療機関の最大のウィークポイントは具合が悪くなるまで待っているというところです。我々は在宅をフィールドとしており、地域での高齢者を主なターゲットとした栄養管理と運動の介入をすることは今後のキーポイントとなります。病院・在宅の多職種連携、これからの医療・看護・栄養管理のあるべき姿について考察します。
1.日本の現状とこれからの見通し
2.在宅における栄養管理と多職種連携の現状
3.栄養治療と看護管理
4.病院・在宅の多職種連携とこれから
5.地域から広げる栄養の輪
6.質疑応答/名刺交換
東京医科大学病院 栄養管理科 科長
東京医科大学 医学部 講師
宮澤 靖(みやざわ やすし) 氏
病棟に管理栄養士が常駐することで、患者の状態変化に迅速に対応し、医師・看護師・薬剤師・リハビリ職など多職種との情報共有が円滑になります。これにより治療効果やQOLの向上、医療の質の改善、さらには医療経済的な効果も期待されます。管理栄養士の専門性を活かしたチーム医療の実践が、患者・家族にとっての「安心」につながります。
1.病棟常駐の意義と管理栄養士の役割
2.多職種連携と情報共有の実践
3.治療成績・QOL向上への栄養介入の効果
4.医療経済への貢献と今後の展望
5.質疑応答/名刺交換
2003年 東海大学医療技術短期大学卒業、東海大学医学部付属病院 神経内科/2006年 東海大学医学部付属病院 婦人科・血液内科混合・化学療法センター/2010年 東海大学医学部付属病院 看護部 副主任/2011年 日本静脈経腸栄養学会認定 NST専門療法士/2014年 日本栄養治療学会 評議員/2016年 東海大学医学付属病院 ICU病棟異動/2017年 日本栄養治療学会 代議員/2020年 栄養治療専門療法士 周術期救急中治療領域、Nurse Innovation株式会社 設立 代表取締役/2021年4月 Five Star訪問看護・栄養管理Station 開設 管理者/2023年 認定看護管理者/2024年 日本栄養治療学会 理事
1987年 北里大学保健衛生専門学院栄養科卒業、篠ノ井総合病院栄養科入職/1993年 エモリー大学医学部臓器移植外科栄養代謝サポートチーム留学/1994年 Emory Crawford Long Hospital栄養サポートレジデント/2002年 社会医療法人近森会 臨床栄養部部長、栄養サポートセンター長/2019年 東京医科大学病院栄養管理科科長、東京医科大学医学部講師