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【法的リスクと社内ルールの整備、契約上の留意点】
〜AIガバナンスの視点を踏まえて〜
5月30日(金)
TMI総合法律事務所 弁護士
蕪城 雄一郎(かぶらき ゆういちろう) 氏
近年、生成AIと呼ばれる大規模言語モデルが急速に発展し、2025年は、自律的なタスク実行を行うAIエージェントの年とも言われ、企業のビジネス環境にも大きな変化がもたらされています。一方で、誤情報拡散・知的財産権保護・個人情報保護などの法的課題や、AIシステムに対する過度な依存・バイアスへの対策など、AIガバナンスがますます重要になります。
本セミナーでは、(1)生成AI・AIエージェントの特性、(2)生成AI・AIエージェント導入に伴う主要な法的・倫理的なリスク、(3)社内ガバナンス構築・ルール整備・契約上の留意点などの要点を総合的に解説いたします。また、インターネット上で紹介される導入事例や、そこから見えてくる潜在的な課題を整理し、企業がリスクを最小化しつつ先端AIの恩恵を得るためのヒントを提供します。
1.生成AI・AIエージェントの最新動向と企業へのインパクト
2.AIエージェント導入に伴う主要リスクの把握
3.AIガバナンスの必要性と法的枠組み
4.社内ルール整備のポイント(導入事例を踏まえて)
5.契約上の留意点
(経産省の「AIの利用・開発に関する契約チェックリスト」の活用方法)
6.質疑応答/名刺交換
2011年3月名古屋大学法科大学院修了、2013年1月裁判官任官。2016年から2017年まで、裁判所派遣で、ミュンヘン知的財産法センターに留学し、知的財産・競争法のLL.M.を修了し、データの法的保護に関する修士論文がサイトに掲載される論文に選出される。2022年4月TMI総合法律事務所に入所。現在に至る。直近では、「契約書への生成AI利用規定の導入可能性」(金法2245号28頁)、「生成AIの利用における法的リスクと社内ルールの検討」(ビジネス法務2025年4月号73頁)等を執筆し、生成AI・AIエージェント等のAI分野に力を入れている。