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動き出した排出量取引(GX-ETS)と
6月24日(火)
(株)野村総合研究所
エネルギー産業コンサルティング部
グループマネージャー
佐藤 仁人(さとう よしひと) 氏
(株)野村総合研究所
エネルギー産業コンサルティング部
シニアコンサルタント
大久保 暁(おおくぼ あきら) 氏
政府はGX政策の中核として「成長志向型カーボンプライシング構想」を掲げ、2026年度から排出量取引制度の本格運用を開始予定だ。一定規模以上の事業者は参加が義務化され、対応が求められる。また、これにより、国内のカーボンクレジット(J-クレジット、JCMクレジット)の需要拡大が予想される。こうした中、各企業には対応コスト増加の懸念がある一方、新たなビジネス機会も想定される。
本セミナーでは、GX政策の概要、排出量取引制度の内容と企業への影響、さらにカーボンクレジットの市場動向、事業機会、調達の検討ポイントを解説する。
1.GX政策
(1)GX政策の全体像
(2)成長志向型カーボンプライシング
2.排出量取引制度
(1)いよいよ本格化する排出量取引(GX-ETS phase2)
(2)排出量取引の影響と対応
3.カーボンクレジット
(1)国内カーボンクレジット市場の動向
(2)カーボンクレジットを取り巻く国際イニシアティブ等の動向
(3)カーボンクレジットに関する事業機会
(4)カーボンクレジット調達における意思決定のポイント
4.質疑応答/名刺交換
早稲田大学創造理工学研究科を修了後、2010年に株式会社野村総合研究所に入社。2018年にはケンブリッジ大学で経営学を修了。現在は同社のエネルギー産業コンサルティング部に所属し、グリーントランスフォーメーショングループのグループ・マネージャーを担う。専門分野はGX(グリーントランスフォーメーション)や脱炭素、電力を含むエネルギー業界で、政策策定支援、新規事業開発、実行支援、事業性分析・評価、調査など幅広いテーマに取り組む。2022年より、経済産業省委託事業「GXリーグ運営事務局」において、プロジェクト全体を統括する立場を担っている。著書には「排出量取引とカーボンクレジットのすべて」(2023年10月)、「分散型エネルギーリソースビジネス大全」(2022年12月)、「カーボンニュートラル」(2022年6月)など。
慶応義塾大学を卒業後、2015年に東京都庁へ入庁。知事官房部局、資源エネルギー庁への出向等を経て、2023年に株式会社野村総合研究所に入社。専門は排出量取引制度、カーボンクレジットなどカーボンプライシング領域で、入社以来、当該分野における政策立案・実行支援、民間企業における戦略策定支援に携わる。2025年度より、経済産業省委託事業「GXリーグ運営事務局」において、ETS運営をはじめとするプロジェクトリーダーを担っている。