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【欧米・中国が先行、日本はどう動く?】
〜DfAMを起点にした設計変革と競争力向上〜
4月25日(金)
株式会社みずほ銀行
産業調査部 アナリスト
秋山 紀子(あきやま のりこ) 氏
金属AMは、DfAM活用による設計自由度の拡大により、様々な産業で技術革新を起こす可能性を秘めるものの、コスト面などの課題により、日本では量産品や製品への活用が遅れている。一方で欧米、中国を中心とする海外では量産品への活用の意欲が高まりを見せており中期的に製品設計の前提が変化する可能性があるため、相対的に日本の製造業の競争力低下につながると危惧される。
日本での金属AMの本格導入初期において重要となるいくつかの考察を以って、日本の製造業の競争力維持・強化の一助としたい。
1.はじめに〜弊行の日本の金属AM産業に対する課題認識〜
2.金属AM技術の現状とDfAMの可能性
3.主要な国ごとの金属AMの量産活用への取り組み
4.日本における今後のAM活用の方向性
5.DfAMの習得・活用への取り組み事例
6.質疑応答/名刺交換
※金属AM(Additive Manufacturing):金属3Dプリンターによる積層造形技術。複雑形状や軽量化が可能。
※DfAM(Design for AM):3Dプリンティングによる造形に最適化された積層造形法を用いた設計手法。
1995年東京大学理学部卒業。2014年みずほ銀行入社。2022年よりみずほ銀行産業調査部在籍、主に工作機械を担当し、周辺業界の調査にも従事。