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【国際取引の落とし穴を回避】
〜ライセンス・出演・配信契約の交渉術〜
4月23日(水)
田中敦法律事務所 代表弁護士・NY州弁護士
田中 敦(たなか あつし) 氏
近年、エンターテインメント分野は、新しいテクノロジーやビジネスの発達により急速に発展しており、国境を越えた取引も日常化しています。国際取引に伴う英文契約は、長文かつ見慣れない表現が用いられ、初見での理解が難しいこともありますが、ポイントを押さえて解読すれば、効率的にレビューすることができます。
本セミナーでは、ライセンス契約をはじめとしたエンターテインメント分野の各契約を題材として、英文契約の基礎から、契約相手に受け入れられやすい対案提示の方法まで、すぐに実務で活用できる知識や技術を解説します。
1.英文契約レビューのための基礎知識
(1)英文契約と和文契約の違い
(2)英文契約の特徴的表現とパターン
(3)英文契約の構造と概要
(4)英文契約の典型的な条項
2.エンターテインメント分野の契約類型別のポイント
(1)ライセンス契約
(2)配信(放映権)契約
(3)出演契約
(4)共同制作契約
(5)秘密保持契約
3.問題となりやすい条項の修正のポイント
(1)「表明保証条項」の交渉と落としどころ
(2)各国、各州の法令の違いを踏まえた「準拠法」
(3)訴訟か、仲裁か、「紛争解決方法」の選択
(4)「責任限定特約」のバリエーション
4.質疑応答
2009年弁護士登録。2019年カリフォルニア大学バークレー校LL.M修了。海外大手法律事務所での経験を含め、外国訴訟・仲裁案件を日常的に担当し、弁護士登録以来、100件を優に超える英文契約の作成や交渉に携わっている。また、エンターテインメント分野において、テレビ、出版、ゲーム、音楽、美術、舞踊等の幅広いジャンルで、知的財産権を中心とするライセンスや紛争処理案件を豊富に取り扱っている。