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量子コンピューターがもたらす新たなビジネスチャンス〜多岐にわたるユースケースの最先端〜
5月13日(火)
みずほリサーチ&テクノロジーズ(株)
サイエンスソリューション部
デジタルエンジニアリングチーム2課 課長
東京大学 大学院理学系研究科 客員教授
COI-NEXT
サスティナブル量子AI(SQAI)研究拠点
副プロジェクトリーダー
宇野 隼平(うの しゅんぺい) 氏
量子コンピュータは、従来のコンピュータでは解決が難しい問題に対する新たなソリューションとして注目を集めています。
本講演では、金融、創薬、材料開発、機械学習など多岐にわたる分野の最先端研究を踏まえ、量子コンピューターのポテンシャルやインパクトを解説するとともに、導入時に考慮すべき技術的背景や課題を整理し、新たなビジネス機会の創出に向けた展望を探ります。
1.量子コンピュータとは
・従来のコンピュータの課題と量子コンピュータへの期待
・量子コンピュータのハードウェア実装
・NISQ(ノイズのある中規模量子計算)と量子誤り訂正技術
2.主要な量子アルゴリズムと高速化の仕組み
・主要な量子アルゴリズムの概要
3.量子コンピューティングのビジネス応用探索
・産官学における量子活用の戦略
・金融、創薬、材料開発、機械学習、最適化等の研究事例
・〈みずほ〉の取り組みの紹介
4.量子コミュニティと産学連携
・産官学連携とスタートアップの重要性
・研究開発と社会実装を加速するためのエコシステム
・サスティナブル量子AI研究拠点の活動内容
5.量子計算とは
・量子プログラミングと実行環境の基礎
・量子プログラミングやソフトウェア
6.質疑応答/名刺交換
量子コンピューターを用いた金融計算の研究に加え、創薬や材料開発などへの応用研究を推進。また、シミュレーションやインフォマティクスを活用し、材料開発を中心とした科学技術系コンサルティングを手掛け、幅広い産業の課題解決を支援している。このほか、産学官が連携する量子ソフトウェア拠点「サスティナブル量子AI(SQAI)研究拠点」の副プロジェクトリーダーとして、量子コンピューティング技術の社会実装を加速させる研究に従事し、産官学の連携強化にも注力している。