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再エネ普及拡大に向けた系統におけるフレキシビリティの全体像〜蓄電池や長期エネルギー貯蔵技術(LDES)への期待〜
3月17日(月)
日本政策投資銀行
産業調査部ソリューション室 副調査役
村松 周平(むらまつ しゅうへい) 氏
電力系統における太陽光発電や風力発電などのシェア拡大によって電力供給の不確実性が増す中で、蓄電池、長期エネルギー貯蔵技術(LDES)、デマンドレスポンス(DR)、疑似慣性パワーコンディショナーなど、さまざまな技術を電力系統に導入してフレキシビリティを確保する必要があります。
本セミナーでは、フレキシビリティの全体像や有力視される技術について、日本の産業競争力強化などといった観点も踏まえつつ解説致します。
1.はじめに
(1)弊行概要
(2)調査テーマの全体像
2.電力系統における調整力の必要性
(1)電力系統における調整力とは
(2)調整力を提供する技術の概要
(3)発電・送電・小売別の調整力活用方法
3.定置用としての有望蓄電池技術
(1)リチウムイオン電池の評価
(2)2030年に求められるスペック
(3)主要技術の概要と評価
(4)蓄電池確保に向けた方向性
4.需給調整に向けたLDESの導入
(1)LDESの概要と評価
(2)NAS電池・レドックスフロー電池・蓄熱の評価と概要
(3)各国政策および産業競争力強化に向けて
5.調整力としてのDRへの期待と展望
(1)DRビジネスの仕組み
(2)DRの自動化(ADR)
(3)今後のあり方
6.慣性・同期化力の確保に向けて
(1)慣性・同期化力の概要
(2)技術的解決策
(3)今後の見通し
7.質疑応答/名刺交換
2021年日本政策投資銀行入行。企業金融第5部にて電力業界における投融資に従事した後、2023年4月より現職。エネルギー業界のアナリストとして、業界マクロトレンドのフォローや革新技術の調査を行う。特に、電力系統の変革に向けた注目技術として、ペロブスカイト太陽電池・蓄電池・長期エネルギー貯蔵技術(LDES)・デマンドレスポンス(DR)・SMR等に注目。