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マッキンゼーのコンサルが最初に学ぶ
〜情報収集から構成までの本質を理解する〜
4月15日(火)
インフォナビ 代表
ビジネス・ブレークスルー大学 講師
上野 佳恵(うえの よしえ) 氏
日ごろの仕事において、資料の作成は欠かせない業務のひとつです。AIによる情報収集や資料作成も可能と言われるようになってきましたが、事業計画を立てる、新規事業を検討する、顧客を開拓する、営業報告を行う・・・など、その場に相応しい、的を射た資料の作成には人の手が欠かせません。
一方で、資料作成にかけることのできる時間は限られています。効率よく資料を作成したい・・・そのためにはどうすればいいのでしょうか?資料のまとめ方を学ぶ。それはもちろん大切なことです。しかしながら、多くの場合、問題があるのはまとめ方そのものではなく、それ以前の資料・情報の集め方なのです。「調べものをして、その結果を資料にまとめる」のではなく、「資料をまとめるために調べものをする」。そのことを意識すると、効率は劇的に改善します。
本講義では、効率よく効果的な資料を作成するために必要な考え方と知識を、総合的に解説します。小手先の資料作成「術」ではなく、資料作成の本質を理解することで、様々なビジネスシーンで活用できるようになるはずです。
1.資料とは何か?
-何のために資料を作成するのか
2.資料作成の成否は入り口にある
-情報調査には手順がある
-調査のプランニング
3.資料づくりもフレームワークで考える
-抜けモレを防ぎ、無駄を省く
-フレームワーク活用例
4.情報源から考える
-情報には種類がある
-ビジネス調査の主な情報源
5.資料の読み方・見極め方
-情報の判断基準
6.伝わる資料の作り方
7.質疑応答/名刺交換
津田塾大学国際関係学科卒業後、(株)日本能率協会総合研究所マーケティング・データ・バンクにて会員企業向けの情報提供サービスに携わる。のち、マッキンゼー・アンド・カンパニーインクジャパンに転じ、国内外コンサルタント・クライアントに対するリサーチ・情報提供サービス、コンサルタントに対するリサーチトレーニングなどを担当。
2001年にリサーチ関連サービス、コンサルティングを行う(有)インフォナビを設立。各種のリサーチ・コンサルティングプロジェクトに携わると共に、情報に関する知識、各種調査の経験、コンサルティング流思考法を組み合わせた教育研修プログラムで、企業の新入社員から戦略スタッフまでの情報調査力研修、一般向け情報力スキルアップセミナー等の講師を担当。著書「情報調査力のプロフェッショナル」(ダイヤモンド社)、「過情報の整理学」(中央公論社)、「「速さ」と「質」を両立させるデッドライン資料作成術」(クロスメディアパブリッシング)。