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激動の世界自動車市場の動向と2025年を大胆予測
4月 9日(水)
Undertones Consulting株式会社 代表取締役
前田 謙一郎(まえだ けんいちろう) 氏
テスラが牽引する自動運転やAI技術の進化、中国市場における電動化の加速と新興メーカーの台頭、そして従来メーカーの苦闘-自動車業界は今、100年に一度の大変革期を迎えています。市場の焦点は電動化やパワートレインから、自動運転とAI競争へと移行しつつあり、トランプ新政権による関税政策やEV義務化撤廃など、業界を取り巻く環境はかつてないほどダイナミックに変化しています。この激動の時代を生き抜くためには、時代を読み取るマーケティング力と的確な経営判断が不可欠です。実際にテスラやポルシェなど自動車メーカーで働いた経験から、グローバルな視点で自動車市場の未来と生き抜く戦略を考察します。
1.イントロダクション(経歴紹介)
2.最新の世界自動車市場と電動化状況
3.テスラの最新動向と今後(新型モデル、FSD自動運転、人型ロボット、AI投資など)
4.変革期を生き延びるためのマーケティング力と経営戦略
5.質疑応答/名刺交換
スズキマンジ事務所 代表
株式会社デンソー 技術企画部 CX
鈴木 万治(すずき まんじ) 氏
この前始まったと思った2025年も、もう4月です。2024年は、電動化に関する経営戦略の内容により、企業の成長、業績悪化の明暗がくっきりとした年でもありました。米国では、未だ、ビジネス成立の出口が見えない自動運転とロボタクシーですが、中国では、コスト的にも成立し始めています。そして、大統領選でのトランプ氏の勝利。環境は大きく変化し続けています。
本セミナーでは、2024年の自動車業界をファクトで振り返り、注目のトピックについて、分析、解説します。加えて、2025年に向けて考慮すべき要素を抽出することで、2025年の自動車業界動向について大胆な予測をしてみます。
1.ファクトでふりかえる2024年の自動車業界
2.電動化への移行シナリオと企業戦略
3.2025年の注目トピック(生成AIの進化、トランプ政権の影響)
4.2025年の自動車業界動向予測(大淘汰の始まり、EREVの台頭)
5.質疑応答/名刺交換
テスラやポルシェなど外資系自動車メーカーで執行役員などを経験後、2023年にUndertones Consulting株式会社を設立。2001年 上智大学経済学部を卒業後、オランダの現地企業でインターン、ベルギーの日系自動車関連企業で勤務。2008年に帰国後、複数の外資系自動車会社を経て。2016年からテスラでシニア・マーケティングマネージャー、2020年よりポルシェ・ジャパン マーケティング&CRM執行役員。テスラではモデル 3や旗艦店の国内立ち上げ、ポルシェではブランド初のEVタイカンを日本に導入する。MLB大谷翔平選手とポルシェのブランドアンバサダー契約を結ぶなど、日本の自動車業界においてマーケティングや電動化で実績を残す。現在はブランディングやマーケティングのコンサルティングを行いながら、テスラや世界の自動車動向に関する講演や執筆を行う。
1986年 名大院工修了、日本電装(現デンソー)入社。宇宙機器開発やモデルベース開発など全社プロジェクトを担当。2017年から20年まで米シリコンバレーに駐在し、18年からは中国子会社のイノベーション部門トップも兼務。数週間ごとに米中を行き来する生活を送った。21年に大企業での経験と、シリコンバレーのスタートアップとの協業経験を融合した両利きのサービスを提供するスズキマンジ事務所を開業。
本セミナーにおける発言は個人の見解であり、所属する会社とは一切関係ありません。