ライブ配信/アーカイブ配信(2週間、何度でもご視聴可)
【中国のイノベーション、その原動力とは?】
〜オープンソースAIのビジネス展開の可能性と日本企業への影響〜
3月 7日(金)
ジャーナリスト/千葉大学 客員教授
高口 康太(たかぐち こうた) 氏
中国発のAI「ディープシーク」は世界に大きな衝撃をもたらした。低コストでのAI開発に新たな手法をもたらしたことが、世界のAI開発トレンドに影響を与えたためだ。なぜ、中国企業はこれほどのイノベーションが可能なのか、その源泉を読み解く。
ディープシークは1月20日の新型モデル発表からわずか10日で、全世界で1億ユーザーを獲得した。無料、しかも第三者が自由に商用利用できる中国製オープンソースAIは今後、世界で、そして日本で普及することは間違いない。その際、中国AIのイデオロギー偏向が大きな課題として浮上する。この点についても検討したい。
1.ディープシークとはどんな企業?どんなAIか。
2.米国に与えた影響
3.ユーザーの反応
4.オープンソースAIのビジネスにおける可能性
5.中国AIの問題点
6.日本企業はどう向き合うべきか
7.質疑応答/名刺交換
1976年生まれ。中国経済、中国企業、在日中国人社会などを中心に『月刊文藝春秋』『週刊東洋経済』『Wedge』『WWD JAPAN』などのメディアに寄稿。『ピークアウトする中国 「殺到する経済」と「合理的バブル」の限界』(文春新書、梶谷懐氏との共著)、『中国“コロナ封じ”の虚実-デジタル監視は14億人を統制できるか』(中央公論新社)、『幸福な監視国家・中国』(NHK出版、梶谷懐との共著)、『プロトタイプシティ 深センと世界的イノベーション』(KADOKAWA、高須正和との共編)など著作多数。