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水素関連プロジェクトの法務〜水素社会推進法に基づく価格差に着目した支援を踏まえて〜
4月18日(金)
森・濱田松本法律事務所外国法共同事業
パートナー・弁護士
岡谷 茂樹(おかたに しげき) 氏
水素・アンモニア等に特化した初の法律である「水素社会推進法」が2024年5月に成立し、同年10月23日に施行されました。同法の下では、低炭素水素等のサプライチェーン構築のため、計画認定制度とともに、認定事業者に対する「価格差に着目した支援」及び「拠点整備支援」の措置が導入され、目下、これらを踏まえた水素関連プロジェクトの検討が進行しています。
本セミナーでは、関連する法律・制度の要点を説明するとともに、最新の動向を踏まえ、水素供給契約等の契約や資金調達における法的論点や実務上の対応策を解説します。
1.水素社会推進法の要点
(1)法律の概要
(2)価格差に着目した支援
(3)拠点整備支援
2.国内水素関連プロジェクトに関係するその他の制度
(1)成長志向型カーボンプライシング構想
(2)長期脱炭素電源オークション
(3)電気の環境価値に関する制度
3.価格差に着目した支援を踏まえた水素関連プロジェクトの契約実務
(1)各種リスクと対応策
(2)水素供給契約の主な条項と留意点
(3)ファイナンスに関する課題
4.質疑応答/名刺交換
森・濱田松本法律事務所外国法共同事業所属、弁護士・ニューヨーク州弁護士。東京大学法学部卒業、米国バージニア大学ロースクールLL.M.修了。2003年森・濱田松本法律事務所入所、2005年〜2006年 経済産業省取引信用課出向、2009年〜2010年 Clayton Utz法律事務所(豪州)にて執務、2010年〜2011年 みずほ証券株式会社グローバル投資銀行部門に出向。再生可能エネルギー/水素等の脱炭素燃料を利用する発電所・蓄電所の開発プロジェクト、水素パイプライン供給実証、その他の脱炭素分野の案件に多数関与。最近の著書として、森・濱田松本法律事務所エネルギー・インフラストラクチャープラクティスグループ編著『発電プロジェクトの契約実務』(商事法務、第2版、2023年、共編著)。