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【トランプ2.0がもたらすデジタル覇権拡大】
〜陳腐化する従来の企業の人材育成、
サバイバルに求められる人材と人材育成のリセット〜
3月27日(木)
(株)ICTソリューション・コンサルティング
代表取締役社長/クリエーター
冨永 孝(とみなが たかし) 氏
1月20日にトランプ第2期政権が誕生しました。トランプ大統領によって世界が大きく変わると言うよりも、覇権国アメリカの政策の大転換によって、大きな歴史のうねりが2025年から顕在化し、国家、企業、個人の在り方が大きく変わることを意味します。
トランプ大統領のスタッフには、イーロンマスクや国防総省のDX推進派が多くおり、急速にアメリカのデジタル覇権拡大を目指しています。特に、人類の歴史において、その進化をになっていたのは人間そのものであり、その主役は人間でした。ところが、生成AIの出現により道具としてのコンピュータから、共存相手としてのDX(AI)に変わり、真のデジタル情報時代に突入しました。これによって、人をベースにしていた社会システム、企業システムは変化を余儀なくされます。
今回の講義では、以下の3つの問いを皆様と考えていきたいと思います。
3つの答えるべき問い
問い① 生成AIのもたらすものとは何か?
それは、我々にどんな影響を与えるのか?(悪影響それとも好影響)
問い② 生成AI時代の求められる人材とは?
問い③ 生成AI時代の企業における人材育成とは?
もし、答えを一言で申し上げるならば、デジタル人材へのリセットが急速かつ静かに行われる(2025-2030)。これは、産業革命時代のラッダイド運動(産業革命)に匹敵する、いや、もっと巨大な社会変動、混乱をもたらします。如何にこの激動の時代を乗り切るのか。企業としても、個人としても。
サバイバルのためのアプローチをお話しします。
1.人材をめぐる10のニュース
2.トランプ2.0のもたらすインパクト
(1)ビジネスにもたらすインパクト(米連邦政府で始まる新たな人材定義とAIシフト)
(2)雇用・労働形態にもたらすインパクト(旧人材は負債に?)
(3)エリートも無傷ではない(シンボリックアナリストの終焉)
3.サバイバル人材とは何か
(1)サバイバルの要件(サバイバル人材=DX人材ではない)
(2)AIとの共存、対話と人間通の必要性
(3)危機突破、サバイバルの3つの人材タイプ
4.サバイバル人材育成のために
(1)才能(適性)と教育をどう考えるか?、
(2)従来の企業人材育成の陳腐化と人事部の危機(サバイバル企業の人材戦略)
-知識スキル型(ストック)育成の終焉とケイパビリティ・コンピタンス型(実践・アジル型)育成へ
(3)人材育成のフレームワーク(目的、対象、方法、評価、配置等)のリセットへ
5.質疑応答 名刺交換
※プログラムは最新動向を踏まえ変更する可能性があります。
社会変革アーキテクト ビジネスクリエーター 経営コンサルタント/〜2008年 アクセンチュア(株) 統括エグゼクティブパートナー(通信)/2009年〜(株)ICTソリューション・コンサルティング 代表取締役社長(現職)/(株)デジタルイノベーション研究所 代表。
2002年 アクセンチュアグローバルよりQVS大賞受賞(グローバルベストコンサルタント)。長年に渡り、ICT業界(通信/IT/メディア)における各リーディングカンパニーの事業転換戦略、サービス開発、BPR戦略、及び事業構造転換(チェンジマネジメント)を支援。ICT戦略を通じて、各インダストリ(製造/流通/公共等)のイノベーションを支援。従来の業種別事業戦略から、業種横断的バリューチェーン戦略への転換を提言。伝統的なコンサルティングサービスに飽き足らず、イノベーティブなコンサルティングサービス(クロスインダストリ/ICT活用/仮説検証/対話型)の実績と更なるチャレンジ。近年は、総務省/文科省/経産省等への政策提言、及び、経営コンサルティング会社(国内外)/シンクタンクへのコンサルティングを実施。
【主なクライアント】大手通信会社大手IT会社へのコンサルティング、大手コンサルティングファーム、大手シンクタンクへの幹部教育、コンサルティング、政府への政策提言他多数。