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【情総研/ドコモ/ノキア】
4月10日(木)
(株)情報通信総合研究所
ビジネス・法制度研究部 主任研究員
中村 邦明(なかむらくにあき) 氏
近年、通信事業者によるAI活用の取り組みが加速しています。従来のバックオフィス業務や顧客対応の自動化にとどまらず、ネットワークの最適化や障害予測など、さまざまな分野で革新が進んでいます。このような潮流を反映するかのように、世界各国で開催される通信関連の国際カンファレンスでも、通信事業者のAI活用や導入が主要テーマとして取り上げられています。
本講演では、2025年3月にスペイン・バルセロナで開催される「MWCバルセロナ2025」で得た最新情報をもとに、海外の通信事業者におけるAI活用の最前線をご紹介し、今後の展望や課題について考察します。
1.MWCバルセロナ2025概観
2.展示会場の様子
3.主要海外通信事業者のAI戦略
4.主要海外通信関連メーカのAI戦略
5.質疑応答/名刺交換
(株)NTTドコモ 6Gテック部 担当部長
永田 聡(ながた さとし) 氏
スマートフォンの普及に伴いモバイルネットワークサービスの利用拡大が進み、携帯電話のデータトラフィックの増加が続いている。あわせて、あらゆるモノがインターネットにつながるIoTを実現し、他の業界の企業や団体との連携による新たな産業の創出や社会的課題の解決への貢献をしていくことへの期待も高まっている。
これらの要求にこたえるために、移動通信の国際通信標準化プロジェクトである3GPP (3rd Generation Partnership Project)において5Gならびに6Gの標準仕様の検討が進められている。本稿では、6Gの最新動向とともにこれらに向けた取り組みを紹介する。
1.6G
2.5G
3.AI
4.IoT
5.質疑応答/名刺交換
ノキアソリューションズ&ネットワークス(同)
ネットワークインフラ事業部
IP製品部門 IPルーティング統括本部長
鹿志村 康生(かしむらやすお) 氏
近年のAI/LLMの進化に伴い、ネットワークオペレーションへのAIの活用、および それによる更なる自動化と自律化の実現への期待が高まっており、それに向けた実装も 進んできています。
本セッションではNokiaの考えるネットワーク自律化へのステップ、ネットワーク管理製品でのAI/LLMを活用した機能実装の事例と今後の展望についてご紹介します。
1.現在のネットワークオペレーションにおけるチャレンジ
2.ネットワーク自律化へのステップ
3.AIOps、オペレーションのAI活用のターゲット
4.Nokia NSPにおけるAI/LLM活用機能の実装事例デモ
5.今後の展望
6.質疑応答/名刺交換
オハイオ・ウェズリアン大学卒、早稲田大学大学院国際情報科博士課程満期卒。(財)国際通信経済研究所入社後、2006年に(株)情報通信総合研究所入社。世界におけるワイヤレス通信分野全般の調査研究、コンサルティング業務に従事。
モバイル関連調査研究の一環として海外調査を多数経験。2012年から東海大学情報通信学科の非常勤講師を務める。
東京工業大学大学院理工学研究科博士前期課程修了後、NTTドコモ入社。LTE、4G、5G、 6Gの研究開発、標準化に従事。2011年より3GPP国際標準化プロジェクト最大グループ(TSG-RAN WG1)副議長、その後同グループ議長に従事。2017年よりTSG-RAN WG1の親会であるTSG-RAN副議長、2021年よりTSG-SA副議長に従事。2030年ごろの商用サービスを目指している次世代の通信方式、6Gについて標準化を含む最新動向とともにNTTドコモの取り組み状況を発表します。
日本電信電話株式会社(1997〜2001)、シスコシステムズ合同会社(2001〜2008)を経て、2008年 日本アルカテル・ルーセント入社。APAC IP製品事業部において日本を中心とする通信キャリア向けのテクニカルコンサルティングを担当した後、2010年11月よりIP製品事業部の日本の責任者となる。2016年ノキアによるアルカテル・ルーセント買収後Nokia IP製品事業部責任者となる。