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車載用電池ビジネスの変化とAESCの戦略
3月25日(火)
(株)野村総合研究所
グローバル製造業コンサルティング部
化学・素材グループ グループマネージャー
合田 索人(ごうだ さくと) 氏
EV化が減速していると言われ始めたものの、着実にEV化は進展している。EVの主たる動力源となる電池の有効活用は、EV普及においても大きな役割を果たす。さらに、様々な新しいビジネスモデルなど、蓄電池そのものを中心とした事業機会が見えつつある。しかしながら、資源制約や経済合理性、規制などの側面で課題も多い。
昨今の環境変化や普及スピードの変化を踏まえて、本講演ではEV化の最近の状況、蓄電池にまつわる機会と課題について述べる。
1.蓄電池市場の見通しと背景としてのEVシフト
(1)EVと蓄電池市場の現状と見通しとドライバー
(2)EV化に伴うビジネスモデルの変化と電池の役割の変化
2.蓄電池市場・関連ビジネスの広がり
(1)蓄電池関連のバリューチェーンの広がり
(2)蓄電池関連の事業機会
3.蓄電池ビジネス拡大に向けた課題
4.質疑応答/名刺交換
(株)AESCジャパン 常務執行役員 経営企画担当
野田 俊治(のだ しゅんじ) 氏
再生可能エネルギーとEVの普及に向けて、リチウムイオン二次電池の重要性が高まっている。
本講演では、電池市場の動向と将来展望を解説し、当社事業戦略を紹介する。特に、バッテリーのライフサイクル全体における環境負荷の低減と持続可能な生産の必要性にフォーカスし、最新のリサイクル技術と業界動向をふまえて、サーキュラーエコノミー実現への道筋を探っていく。
1.市場・業界トレンド
2.AESCの戦略① グローバル展開
3.AESCの戦略② 技術開発
4.AESCの戦略③ サーキュラーエコノミーに向けた取り組み
5.サマリー
6.質疑応答/名刺交換
株式会社野村総合研究所に入社。EVや電池・電池材料の戦略案件、海外でのM&A支援を経て、2015年にドイツに駐在、海外での機能改革やPMI案件に携わる。帰国後は自動車のバリューチェーンを素材事業から販売改革まで広く手掛けながら、特に化学・素材向けには成長戦略やサステナビリティ、サーキュラーエコノミー関連、リカーリングサービス化戦略と実行支援に従事。モビリティサービスグループのマネージャーを経て、現在は化学・素材グループのグループマネージャーとして活動。
東京大学工学部機械学科卒業後、1988年 NEC入社。光ディスク、磁気ディスク等のコンピュータ周辺装置開発を担当後、2008年より旧AESCの立ち上げメンバーとしてリチウムイオン電池ビジネスに参画。セル設計、生産技術開発を担当し、世界初の量産電気自動車、日産リーフの電池生産ライン立ち上げに貢献。2016年より経営企画を担い、新会社エンビジョンAESCジャパンの立ち上げからその成長戦略立案をリード。2019年 常務執行役員に就任。