会場受講/ライブ配信/アーカイブ配信(2週間、何度でもご視聴可)
核融合の産業化に向けた道筋と
2月20日(木)
デロイト トーマツ コンサルティング株式会社 執行役員
大倉 一郎(おおくら いちろう) 氏
フュージョンエネルギーは小資源国である日本のエネルギー問題と環境問題を同時に解決する未来のエネルギーとして期待され、フュージョンエネルギーの産業化をビジョンに掲げた国家戦略にも位置付けられています。
国内の民間投資(スタートアップ・インベスター)の現状を海外との比較も交えながらご紹介すると共に、産業化に向けた道筋を企業の投資活動とサプライチェーンという視点から紐解いていきます。
1.国家戦略/政策の背景認識
2.国内外スタートアップの動向(技術)
3.国内外インベスターの動向(投資)
4.技術/投資・国内外連携から見るサプライチェーン
5.産業化に向けた道筋と課題
6.質疑応答/名刺交換
※プログラムは最新動向を踏まえ変更する可能性があります。
株式会社LINEAイノベーション 代表取締役CEO
野尻 悠太(のじり ゆうた) 氏
当社は、軽水素とホウ素11の核融合(p-11B反応)による商用核融合炉を目指す、日本大学と筑波大学発のスタートアップ企業です。p-11B反応は極めて安全で燃料も豊富にある「究極のクリーンエネルギー」ですが、核融合反応を起こすことが困難とされてきました。
当社が目指している、両大学が長年培ってきた技術を組み合わせた非熱的なアプローチによるp-11B反応の実現に向けた計画について講演します。
1.会社概要
2.核融合とは
3.先進燃料核融合とは
4.LINEAイノベーションが目指す核融合
5.核融合発電の実現に向けた計画
6.質疑応答/名刺交換
2002年 トーマツコンサルティング(現デロイトトーマツコンサルティング)に入社後、ビジョン/中計・マーケティング戦略・新規事業戦略・グループ再編/M&A戦略を中心としたコンサルティング業務に従事し、2009年にエネルギーユニットを立上げ後は、エネルギー企業向け、およびエネルギーテーマを扱った戦略領域を中心としたコンサルティングサービスを提供。エネルギーユニットの戦略チームをリード。
みずほ証券(株)にて投資銀行業務に従事後、宇宙スタートアップの(株)アクセルスペースにて、CFO・COO等を歴任し、資金調達、事業開発、衛星開発プロジェクトマネージャー等幅広く担当し、同社の成長に大きく貢献。その後、(株)JDSCのCFOを経て、PEファンド投資先であった(株)ナレルグループにCFOとして参画し、上場を主導。東京大学大学院工学系研究科修士課程修了。