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NTTのマルチコア光ファイバ技術の研究最新動向
3月 7日(金)
日本電信電話(株)
NTTアクセスサービスシステム研究所
アクセス設備プロジェクト 特別研究員
坂本 泰志(さかもと たいじ) 氏
スマートフォンなどを利用した動画視聴やクラウドサービスなどにより、インターネット通信量は年々増え続けており、2020年代後半には従来の光ファイバの性能を超える次世代光ファイバが必要と考えられています。マルチコア光ファイバは、次世代光ファイバとして2000年代前半から日本を中心に積極的な研究開発が進められている技術であり、いよいよ実用化の段階が迫ってきていると考えられています。
本講演ではマルチコア光ファイバの概要、これまでの技術進展、及び近年の研究開発最新動向を紹介します。
1.光通信ネットワークの概要
2.光ファイバ通信の原理と容量限界
3.マルチコア光ファイバの概要
4.マルチコア光ファイバの設計技術および特長・課題
5.近年のマルチコア光ファイバ技術最新動向
6.質疑応答/名刺交換
2006年 日本電信電話株式会社に入社、現在に至るまで高速・大容量通信のための次世代光ファイバの研究に従事。