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【世界自動車産業の展望2025】
3月12日(水)
株式会社SOKEN エグゼクティブフェロー
一般社団法人日本自動車部品工業会 技術顧問
古野 志健男(ふるの しげお) 氏
昨今のメディアでのBEVバブル崩壊正否論争について実態を把握・咀嚼した上で、世界各地域の非現実的な2035年のCO2排出規制というマイルストーンに対し、各政府の見直しの考え方や動向を読む。
一方、BEV事業に急激に舵を切り過ぎて経営不振に陥った主な自動車メーカーの事業戦略見直しや、ホンダ・日産で議論が始まった再編状況と連鎖の可能性にも言及する。加えて、このような環境変化の中、今注目されている技術領域(SDV/自動運転、革新電池、エンジン回帰、CN燃料など)について主な最新技術動向を解説し、2025年以降の世界自動車産業の新たな道筋を展望したい。
1.BEVバブル崩壊の実態
2.各国政策の見直し
3.主な自動車メーカーの戦略見直しと再編への動き
4.最新自動車技術動向 (SDV/自動運転、革新電池、エンジン回帰)
5.SDV/自動運転 (V2X、MaaS)
6.革新電池 (全固体電池)
7.エンジン回帰 (DHE、CN燃料)
8.世界の自動車産業の新たな道筋
9.質疑応答/名刺交換
1982年 豊橋技術科学大学電気電子工学専攻修了。同年トヨタ自動車工業(現・トヨタ自動車)入社。東富士研究所配属後、エンジン先行開発部門にて30年間従事。2005年 エンジン先行開発部部長に就任。2012年 日本自動車部品総合研究所(現・SOKEN)に転籍し常務、2013年 同社専務、2020年 エグゼクティブフェロー、現在に至る。
2014年〜2019年 内閣府SIP革新的燃焼技術サブプログラムディレクター。2013年〜2020年 国立豊橋技術科学大学経営協議会委員。2018年〜 日本自動車部品工業会技術顧問。2019年〜 日経クロステックコラムライター。2022年 三重県脱炭素社会推進検討会議有識者委員。