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【製造業におけるカーボンニュートラルの切り札】
2月17日(月)
一般社団法人日本エレクトロヒートセンター
企画部 部長
渡邉 規寛(わたなべ のりひろ) 氏
化石燃料の大半を海外からの輸入に依存する我が国において、徹底した省エネの重要性は益々高まり、2050年カーボンニュートラル達成においても排出量削減対策が進められている。産業部門は我が国のCO2排出量の約4割を占めていることから、需要サイドの取組がとても重要となっている。再生可能エネルギーなどを活用した、CO2フリー電源の活用が拡大しつつも、この産業部門の電化率は低調であり、熱の利用についてはいまだ化石燃料が主となっている。この産業部門の熱に関係する課題を解決することが出来るのが、産業用ヒートポンプをはじめとした、電気加熱。
今回はこの電気加熱システム、主に産業用ヒートポンプについての理解を深めて頂き、我が国のカーボンニュートラル達成の一助となれるよう解説する。
1.カーボンニュートラル達成における電気加熱システムの役割
(1)電気加熱の種類と特徴
(2)電気加熱システムが果たす役割
2.大幅な省エネを実現 産業用ヒートポンプについて
(1)ヒートポンプの原理 大幅な省エネ効果の理由
(2)産業用ヒートポンプ開発の経緯とラインナップ
(3)工場の熱課題と課題解決方策
3.導入事例のご紹介
4.導入検討方法について
(1)導入検討のポイント
(2)導入検討の進め方
5.普及状況と課題について
6.最新の産業用ヒートポンプ導入支援策紹介
7.質疑応答/名刺交換
1996年 東京電力入社。火力発電所での運転業務、設備更新・設備管理などの経験をもとに2001年に営業部門へ異動。以降、製造現場の省エネルギー提案に従事した。2022年7月からは当JEHCにて産業分野の電化普及に向けた対応(政策対応、セミナー講師など)を実施している。