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世界の蓄電池のリユース・リサイクル最前線〜リユース・リサイクルビジネス全体像と主要企業の動向〜
2月 6日(木)
産業戦略アナリスト
大串 康彦(おおぐし やすひこ) 氏
世界中で急激に普及する電気自動車(EV)・定置用蓄電池に伴い、時間差をおいて大量に発生する使用済み蓄電池の処理が問題となっている。また、蓄電池の原料となる希少金属は中国がサプライチェーンを掌握しており、脱中国のサプライチェーン構築のためにもリユース・リサイクルが重要となる。しかし、リユース・リサイクルは現時点では未成熟である。
本講義では、リチウムイオン電池のリユース・リサイクルのプロセスを解説した上で、日本・海外の主要プレイヤーや事例を紹介する。リユース・リサイクルビジネスの全体像および業界の最新情報を提供する。
1.蓄電池のリユース・リサイクルの概要
(1)なぜ重要か (2)関連政策
2.リユースビジネス
(1)リユースのプロセス (2)事例 (3)課題
3.リサイクルビジネス
(1)リサイクルのプロセス (2)事例 (3)課題
4.考察と示唆
5.質疑応答/名刺交換
1992年 荏原製作所入社後、技術者として環境プラントやエネルギー関連技術開発を担当。2006 年から2010 年までカナダの電力会社BC Hydro社に在籍し、スマートグリッド関連事業の企画を担当。2016 年から2017 年まで英国の再生可能エネルギー開発事業者で蓄電システムインテグレーターのRES(Renewable Energy Systems)の日本法人にて系統用蓄電池事業に携わる。またカウラ株式会社のアドバイザーとして蓄電池リユースビジネスの検討にも参画。現在は海外企業での経験を基に、グローバルな政策分析と企業戦略の立案を実施。日経エネルギーNextにて連載記事「蓄電池の地政学」(https://project.nikkeibp.co.jp/energy/atcl/19/feature/00022/)を執筆中、著書に「蓄電池ビジネス戦略レポート」(https://project.nikkeibp.co.jp/bpi/report/compendium/battery/)がある。