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【世界で活気づくAIロボティクスの研究開発】
〜市場動向と今後の可能性〜
2月27日(木)
株式会社三菱総合研究所 先進技術センター
主席担当部長
中村 裕彦(なかむら ひろひこ) 氏
AIの急速な進展に伴い、様々な機械が一種の知能を持ち、多様な環境の変化や複雑な要求に柔軟に応答できるようになりつつある。この代表例がAIで機能強化されたロボット工学であるAIロボティクスである。
AIロボティクス製品の多くは、AIの大部分と同様、利便性をもたらす道具として位置づけられるが、最近海外での研究開発が活性化しているヒューマノイド型など一部のロボットは、利便性に加え人の情動を刺激する特徴を持つ。この特徴などを考慮してAIロボティクス普及に向けた展望と留意すべき課題を述べる。
1.機械が知能を持つ「知能機械」の時代
2.知能機械の代表としてのAIロボティクス
3.AIロボティクスを巡る最近の動向
4.道具としてのAI・ロボット/他者としてのAI・ロボット
5.AIロボティクス普及のための条件
6.ヒューマノイド型ロボットへの期待と課題
7.質疑応答
1984年 東北大学卒業。1989年 東北大学大学院。博士課程修了。1989年 三菱総合研究所入社。入社後、産学官の多様なクライアントに対し、先進技術の産業・社会応用に関する調査・コンサルティングを提供。科学・技術に対する俯瞰的な知見と事業コンサルタントとしての各種スキルを総合した分析を得意とする。2020年より先進技術センターでバーチャルテクノロジーやAIロボティクス関連研究に従事している。博士(理学)