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情報過多時代の必須スキル
2月19日(水)
伝える力【話す・書く】研究所 所長
山口拓朗ライティングサロン主宰
山口 拓朗(やまぐち たくろう) 氏
会話やメールでコミュニケーションを図る中で「話が長すぎる」「それで結論は何?」「何が言いたいの?」「要点をまとめてくれない?」--そんな言葉をもらう人が少なくありません。本人は伝えているつもりでも、相手には大切なポイントが伝わっていない状態です。このような状態では、仕事に滞りが生じやすくなるほか、相手の理解を妨げ、ひどい場合は、相手との信頼関係を損ねてしまうこともあります。
本研修では、要約力に求められる3つの必須ステップ「情報収集」「情報整理」「情報伝達」について、それぞれ最適な方法を指南。情報の「インプット→アウトプット」をスムーズにし、短い時間で相手に的確に伝えるスキルを手に入れていただきます。
1.要約力とはどういう能力か?
(1)なぜ仕事に要約力が求められるのか?
(2)「要約力=死んでもこれだけは言っておく」
2.要約力の準備3つのポイント
(1)伝える目的を明確にする
(2)伝える相手を明確にする
(3)伝える相手のニーズを把握する
3.質のいい情報を集める「情報収集法」
(1)<聞く・読む・体験する>で情報を集める
(2)脳内に情報収集アンテナを立てる
(3)「脳内ライブラリー」を充実させる
4.アウトプット力を支える「情報整理法」
(1)情報整理時に押さえておくべきポイント
・グループに分ける
・優先順位をつける
(2)「抽象」と「具体」を行き来する
(3)ポイントを見極めてまとめる【演習】
5.手にわかりやすく伝える「情報伝達」
(1)要約伝達テンプレート「用件+結論優先型」
(2)みるみる要約力が磨かれる「140文字トレーニング」
6.質疑応答
出版社で編集者・記者を務めたのちライター&インタビュアーとして独立。27年間で3700件以上の取材・執筆歴がある。現在は執筆や講演、研修を通じて「論理的に伝わる文章の書き方」「売れる文章&コピーの作り方」「ファンを増やす!文章術」など実践的なノウハウを提供。ビジネスパーソンを中心に1万人以上への指導経験がある。
2016年からアクティブフォロワー数400万人の中国企業「行動派」に招聘され、北京ほか6都市で「SuperWriter養成講座」を23期開催。“令和のトキワ荘”を標榜する「山口拓朗ライティングサロン」では、「自分らしさ」を活かして文章表現を楽しむ人や、SNSを使って自身のコンテンツを世の中に広めたい人、出版を目指す人たちなどをサポート中。中学2年生にもわかる言葉で解説する丁寧な語り口に定評がある。
著書は『9割捨てて10倍伝わる「要約力」』『1%の本質を最速でつかむ「理解力」』(共に日本実業出版社)、『「うまく言葉にできない」がなくなる 言語化大全』(ダイヤモンド社)、『伝わる文章が「速く」「思い通り」に書ける 87の法則』(明日香出版社)、『ファンが増える!文章術 「らしさ」を発信して人生を動かす』(廣済堂出版)など30冊。中国、台湾、韓国など海外でも20冊以上が翻訳されている。