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半導体の未来 -技術覇権の行方〜半導体を巡る国際競争と自動車・ICT業界への影響〜
1月16日(木)
東京大学 特別教授/熊本県立大学 理事長
黒田 忠広(くろだ ただひろ) 氏
「21世紀は半導体の時代である。」鉄が国家の力を象徴した19世紀、石油を巡る争いが繰り広げられた20世紀を経て、21世紀は「CHIP WAR」の時代となる。
本講演では、半導体技術、マーケット、戦略、そして地政学を学び、現代の経済産業におけるメガトレンドやパラダイムシフトについて考察する。さらに、Nvidia、TSMC、Rapidusといった企業間の覇権争いの行方を予測し、自動車産業や情報通信分野における産業革命の進展についても議論する。
1.半導体とは
2.半導体の歴史 〜脳とコンピュータとAIの視点から
3.AI半導体の機会と課題
4.日本の半導体戦略
5.半導体技術の進展によって社会と産業がどのように変わるのか
6.半導体を巡る国や企業の競争がどのように展開されていくのか
7.人材をどのように育成するのか
8.知の集積拠点をどのように作るのか
9.チップレットが起こす車載SoC革命
10.AI-RANが起こすモバイル革命
11.半導体超進化論
12.質疑応答/名刺交換
1959年 三重県生まれ。東京大学卒業。東芝研究員、慶應義塾大学教授、カリフォルニア大学バークレー校MacKayProfessor、東京大学教授を歴任。研究センターd.labと技術研究組合RaaSを設立。技術研究組合LSTCの設計技術開発部門長。福岡半導体リスキリングセンター長。2024年より東京大学特別教授、および熊本県立大学理事長。米国電気電子学会と電子情報通信学会のフェロー。半導体のオリンピックと称される国際会議ISSCCで60年間に最も多くの論文を発表した世界の研究者10人に選ばれる。著書の『半導体超進化論 世界を制する技術の未来』は、英語、中国語(簡体字と繁体字)、韓国語に翻訳されている。