ライブ配信/アーカイブ配信(2週間、何度でもご視聴可)
医療DXの前提として求められる〜その動向・背景、また今後に向けた検討ポイント〜
1月21日(火)
一般社団法人医療ISAC 共同創立者
ステアリングコミッティ運営委員
江原 悠介(えはら ゆうすけ) 氏
当今、医療デジタルトランスフォーメーション(医療DX)による各種施策が展開され、それを踏まえた医療IT環境基盤の導入に向けた様々な診療報酬上のインセンティブが設計されている状況である。
一方で、2023年4月から医療法施行規則の見直しに伴い、医療機関にはサイバーセキュリティが安全管理義務の一環として求められ、医療DXの要件にも反映され始めている。
本講演では、サイバーリスク・攻撃動向の変化、官民による医療セキュリティ政策動向等を医療ISAC独自の知見をもとに紐解きながら、医療DXという荒波のなかで、今後、医療機関に対してどのようなサイバーセキュリティ要件が共通前提となっていくかについて解説を行う。
1.国内医療機関を取り巻くサイバーリスク・攻撃動向の変化
2.国内医療機関が直面するサイバーセキュリティ管理の弱点
3.国内医療分野をめぐるサイバー関連政策動向
4.医療DXの各諸施策における、隠れたセキュリティポイント
5.医療DXの前提としてのサイバーセキュリティへ対応するためのポイント
6.質疑応答
医療ISACとして、四病院団体協議会や全国保団連、全老健、ドック学会、日本保険薬局協会(NHpA)等の医療関係団体、または医療ITベンダと共同でのセキュリティ調査・レポーティング活動、各種セミナー講演、国内の医療機関等へのセキュリティパーソナルアドバイス等を通して、国内ヘルスケア分野のセキュリティ向上に向けた教育・啓発活動を行っている。他にも、PwC Japan有限責任監査法人 リスクアシュアランス ディレクター、(NPO)デジタル・フォレンジック研究会 理事 (ヘルスケア分科会主査)、徳洲会インフォメーションシステム(株) セキュリティアドバイザー等、医療セキュリティ関連職務を複数兼任。