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【人を理解し、行動を引き出す力】
〜対立を乗り越え、組織変革を成し遂げる実践テクニック〜
3月18日(火)
株式会社経営技法 代表取締役社長
鈴木 俊介(すずき しゅんすけ) 氏
急速に変化するビジネス環境において、私たちは日々、様々な背景を持つ人々と協働し、さまざまな意見や価値観の交差する中で、自らの提案やアイデアを通す必要に迫られます。しかし、なぜか良いアイデアを提案してもしばしば理解されず、受け入れられないことがあります。一体なぜでしょうか?新しい試みを組織内で実行に移すには、複数の障壁を乗り越え、異なる意見や価値観を持つ関係者を一つにまとめる必要があります。
このセミナーでは、組織論、心理学、コミュニケーション論、政治経済学など様々な視点を踏まえ、人々の行動や態度の変容を促すコミュニケーションの技術、共感を生み出すストーリーテリング、信頼関係の構築に至るまで、組織内での変革を実現するための、ありそうでなかった「マネジメント論」を解説します。
組織内での提案のみに限らず、BtoB営業での交渉、または日常の人間関係の構築に至るまで、幅広いシチュエーションでの対人スキルの向上に役立つでしょう。
1.知識編〜人を動かす前に人を知る
(1)新しい意見、提案、現実はなぜ受け入れられないか?社会科学上の現実
(a)固定観念の構成要因とは?
(b)信念とは?世界観と価値観の違い
(c)世界観とは?伝えても伝えても理解できないのはなぜ?
(d)異論を受容する3段階
(e)6理論〜6人にひとりの法則、6ヶ月の法則
(2)心理学の王道「応用行動分析」〜働きかけで言動が変容していくメカニズム
(3)自分とは異なる多様な人間を理解し、言動を予測するためのフレームワーク
(a)気質分類・分析集〜相手を知る、異なる人間を正しく理解するための様々な観点とフレームワーク
(b)心理ドライバー〜理性をこえて本能をくすぐる、思わず腰を上げさせるポイント
2.作戦立案と実践〜どう働きかけるか?
(1)目的と状況把握〜何を伝えるべきか?誰がどこまで納得しているか?
(2)望ましい世界観をつくる、広げる手順
(3)ストーリーで語る重要性
(4)組織論と人間論で説得する順番を考える〜味方のつくりかた増やし方
(5)ラポールを築く〜話が受け入れられる信頼関係の前提
(6)納得度が高い論理構成の考え方
(7)個別のコミュニケーション戦略〜相手に合わせた最適な方法の選びかた
3.番外編〜理想の提案文書とは?
コンサルという社外の立場として心がけている、目指しているもの
4.質疑応答/名刺交換
1992年 慶應義塾大学、2002年 Case Western Reserve大学院を卒業。出光興産、KPMGビジネスアシュアランス、Kepner Tregoe Japanを経て、2009年(株)経営技法設立。2011年 創造的な思考技術に特化した能力開発メソッド「ユニークブレインラボ®」を開発し、上市する。大手製造業、IT企業を中心に創造力強化、新製品新サービス創出を支援。世界でも数少ない「思考技術」を基軸においたコンサルティング、研修を展開している。NPO法人ランチェスター協会理事。等価変換創造学会所属。