ライブ配信/アーカイブ配信(2週間、何度でもご視聴可)
2030年に向けたリチウムイオン電池の〜EV・再生可能エネルギーに求められる次世代バッテリー技術〜
11月13日(水) 終了済
株式会社KRI 常務執行役員
木下 肇(きのした はじめ) 氏
地球環境問題、資源問題解決に向け、自動車の電動化(EV)、再生可能エネルギーへの転換などのエネルギー戦略・政策が、リチウムイオン電池(LIB)にも様々な要求を投げかけます。今後、エネルギー密度、急速充電性、寿命、安全性、コストなどに対する開発課題を如何にして乗り超えるのか?持続可能な社会を実現するために必要な次世代電池とはどのようなものであるのか?という疑問にこたえるため、リチウムイオン電池の開発方向性・課題整理だけでなく、SOH診断、電池パスポートなどの電池運用について解説します。固体電解質電池への期待、電池の超長寿命化についても紹介します。
1.リチウムイオン電池への要求(一般)
2.リチウムイオン電池の開発動向(エネルギー密度の観点)
3.リチウムイオン電池の開発動向(急速充電性、寿命、安全性の観点)
4.固体電解質電池への期待
5.持続可能な社会を実現するために必要な次世代電池技術
6.SOH診断、電池パスポート
7.電池の超長寿命化への取り組み
8.質疑応答
・1985年3月 京都大学 工学部 合成化学科 卒業。
・1985年から1997年 鐘紡(株)にてポリアセン電池の基礎・応用研究・市場調査/開発に従事。
・1993年 ポリアセン電池の研究開発及び工業化に関し高分子学会賞。
・1997年〜株式会社KRIにて蓄電デバイスに関する研究開発などに従事。
・2006年10月 株式会社KRIエネルギー変換研究部長。
・2013年4月 株式会社KRI 執行役員 エネルギー変換研究部長。
・2022年4月 株式会社KRI 常務執行役員。
これまで約300社以上からの委託を受け、リチウムイオン電池・リチウムイオンキャパシタ関連材料の研究開発、蓄電材料・デバイスの抵抗・寿命評価・解析、コンサルティング等を担当。2024年より電気化学会フェロー。