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自動車産業×生成AI〜生成AIとDXアプローチの掛け算によるオペレーション変革/ビジネスモデル進化(Generative DX)〜
11月25日(月)
株式会社d-strategy,inc 代表取締役
株式会社Third Ecosystem,inc CEO
東京国際大データサイエンス研究所 特任准教授
小宮 昌人(こみや まさひと) 氏
現在の産業における生成AI活用は、生成AI自体の単独での活用からより踏み込んでデータ・ノウハウを学習させて活用する形へとシフトしてきています。『Generative DX戦略』とは、生成AIを既存のDXのアプローチに融合させることで、自社のデータ、オペレーション、DXの取り組みを拡張するアプローチを指します。(1)自社オペレーションを効率化・生産性向上させるとともに、(2)他社にソリューション外販することによるビジネスモデル変革を行う2つの方向性が存在しています。
自動車業界においては、ものづくりのエンジニアリングチェーン/サプライチェーン(設計自動化、ラインにおけるロボティクス活用)や、Catena-Xなどデータ連携、モビリティサービス×生成AI、自動運転をはじめとするCASE対応において既存のアプローチと生成AIの組み合わせが必須となってきています。
本セミナーでは、自動車業界における生成AI活用を通じたビジネスモデル・オペレーションモデル変革(Generative DX戦略)の事例や論点等についてご紹介します。
1.生成AIとは何か?何が今までのDXと違うのか
2.生成AIによるDXの民主化と、現場の変化
3.現状の産業が抱えている課題と生成AIによる価値提供
4.生成AIの活用モデル1.0〜3.0
-活用モデル1.0:生成AIの既存モデル自体を活用する
-活用モデル2.0:自社/産業データ活用と生成AIの掛け算でDXを進化させる
-活用モデル3.0:生成AIを活用したビジネスモデル変化/顧客価値・社会価値創出
5.自動車業界での活用事例・ユースケース(主要プレイヤーの取り組み)
-ものづくり/エンジニアリングチェーン・サプライチェーン×生成AI
-データ連携(Catena-X)×生成AI
-自動運転、CASE対応×生成AI
6.生成AI時代のシステム・オペレーションのあり方の変化
7.生成AI時代の経営・組織、ヒトのあり方の変化
8.生成AIによる企業のビジネスモデル・オペレーション変化に向けた必要な点
9.質疑応答/名刺交換
野村総合研究所、産業革新投資機構JIC-VGIなどを経て現職。戦略デザインファームのd-strategy,incを創業し代表取締役として、生成AIをはじめとするデジタル化・技術変化の中での企業やスタートアップのDX/ソリューション・イノベーション戦略を支援。また、グローバルでのスタートアップエコシステム連携プラットフォームのThird Ecosystem,incの代表取締役CEOとして海外・国内のスタートアップエコシステム(VC/CVC/企業/大学/政府機関/スタートアップ)の連携・活性化に取り組む。加えて、東京国際大学データサイエンス研究所特任准教授においてデジタル×サプライチェーン教育とともに、明星大学非常勤講師としてデジタルビジネスやイノベーションについて教育を行っている。近著に『メタ産業革命〜メタバース×デジタルツインでビジネスが変わる〜』(日経BP)、『製造業プラットフォーム戦略』(日経BP)、『日本型プラットフォームビジネス』(日本経済新聞出版社)があり、ビジネス+IT連載『デジタル産業構造論』、MONOist等にてWebメディア連載。2024年11月に生成AIの産業活用書籍『生成DX(ジェネレーティブDX)〜生成AIが生んだ新たなビジネスモデル〜』を出版予定。