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令和6年度介護報酬改定の徹底分析と
10月19日(土) 終了済
公益社団法人日本医師会 常任理事
医療法人博愛会・和香会、社会福祉法人優和会 理事長
江澤 和彦(えざわ かずひこ) 氏
令和6年度介護報酬改定では、人口構造や社会経済状況の変化を踏まえ、「地域包括ケアシステムの深化・推進」「自立支援・重度化防止に向けた対応」「良質な介護サービスの効率的な提供に向けた働きやすい職場づくり」「制度の安定性・持続可能性の確保」を基本的な視点とした改定が行われた。
本講演では、改定に向けた議論を踏まえ、基本報酬や加算の見直し等についてそれぞれの考え方や課題、さらには、診療報酬や新たな地域医療構想等の医療政策の動向を踏まえた対応が求められる今後の介護事業について解説する。
1.令和6年度介護報酬改定の意図と今後
2.介護職員等処遇改善の動向
3.リハビリテーション/機能訓練・栄養・口腔の三位一体の取組
4.認知症施策推進基本計画「新たな認知症観」と認知症ケア
5.令和6年度診療報酬改定・新たな地域医療構想の関連動向
6.求められる今後の介護サービス
7.質疑応答/名刺交換
岡山大学大学院医学研究科卒(医学博士取得)。救急医療・重症管理等の内科臨床に意欲的に取り組むと共に、現在も専門である関節リウマチの臨床や感染管理に積極的に携わっている。平成8年に現職就任以降、地域づくりを目指して、多数の医療介護施設を開設し、複数の病院、介護施設、サービス付き高齢者向け住宅、訪問・通所事業所等を運営し、特に、設計・建築、外装・内装デザイン、補助具開発も手掛ける。「社会貢献」を信条とし、社会保障制度・地域包括ケア・地域医療構想・医療保険・介護保険・診療介護報酬等に関する数多くの講演や執筆を行い、ライフワークである「尊厳の保障」に精力的に取り組んでいる。
【現役職】
厚生労働省 中央社会保険医療協議会 委員、厚生労働省 新たな地域医療構想等に関する検討会 構成員、厚生労働省 「社会保障審議会(介護給付費分科会/介護保険部会)」 委員、厚生労働省 「社会保障審議会(障害者部会)」 委員、日本医師会 常任理事、日本慢性期医療協会 常任理事、日本介護医療院協会 副会長、慢性期リハビリテーション協会 副会長、日本医療法人協会 理事、日本リハビリテーション病院・施設協会 理事、全国老人保健施設協会 理事、全国デイ・ケア協会 理事他
【著書】
・認知症診療の進め方-その基本と実践-(共著・永井書店、2010年)
・高齢者ケア実践事例集2010年10月「尊厳の保障を目指して-ユニットケアによる個を尊重したケアの実現-」(第一法規)
・シリーズ介護施設 安心・安全ハンドブック5『苦情対応と危機管理体制』(株式会社ぎょうせい、2011年)
・高齢者のための薬の使い方-ストップとスタート-(共著・ぱーそん書房、2013年)
・感染制御標準ガイド(共著・じほう、2014年)
・medmook 67『医師にとっての「地域包括ケア」疑問・トラブル解決Q&A』
(共著・日本医事新報社、2020年)
・Geriatric Medicine(老年医学)『特集「認知症施策-最近の動向-」』
(共著・株式会社ライフ・サイエンス、2020年)
・かかりつけ医のための認知症マニュアル(第2版)(共著・社会保険研究所、2020年)
・週刊医学のあゆみ『特集「超高齢社会を支える医学・医療の提案」』(共著・医歯薬出版株式会社、2021年)他