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電力市場メカニズムと第7次エネルギー基本計画-第7次エネ基改定やGX2040ビジョンを踏まえた各市場の在り方とは-
12月 4日(水)
エナジープールジャパン株式会社 代表取締役社長兼CEO
委員等受嘱の政府審議会(2024年11月現在)
・資源エネルギー庁 次世代の分散型電力システムに
関する検討会
・資源エネルギー庁 ERAB検討会
・資源エネルギー庁 同時市場の在り方等に関する検討会
・電力広域的運営推進機関
調整力及び需給バランス評価等に関する委員会
・電力広域的運営推進機関 需給調整市場検討小委員会
・電力広域的運営推進機関
将来の電力需給シナリオに関する検討会
市村 健(いちむら たけし) 氏
2050年カーボンニュートラルは国際公約であり、再エネ主力電源化は待ったなしです。一方で、我が国は、欧米と大きく異なり50/60Hzに分かれている上、国際連系線もない「串型」ネットワークの島国です。世界でも類を見ない苛酷な市場環境下で、「第7次エネルギー基本計画」の策定作業もスタートし、脱炭素化や経済成長方策を掲げる「GX2040ビジョン」策定と合わせて、年度内までに新たな政策基軸が打ち出される見込みです。
「容量市場」「需給調整市場」、そしてその先の「同時市場」の最新論議も踏まえて、2050年に向けての電力市場メカニズムの方向性について、資源エネルギー庁や電力広域的運営推進機関で審議会委員を務め、「エネルギー業界の憲法」と言える「エネルギー政策基本法」起草に携わった講師により中長期的な視点で解説します。
1.第6次エネ基からの地政学的情勢の変化
2.第7次エネ基の目指すところ
3.GX投資とGX2040ビジョン
4.2050年電力市場メカニズムの方向性
5.質疑応答/名刺交換
1987年 東京電力株式会社入社。本店原子燃料部にてカナダ・ウラン鉱山権益買収プロジェクト、世界原子力協会(本部ロンドン)事務局を担務の後、本店総務部にて広報渉外・政策調査・官庁調整・危機管理業務等のエネルギー政策全般に17年に亘り従事。その間、議員立法である「エネルギー政策基本法」起草にも携わる。2014年6月 東京電力を退社。同年7月より現職。併せて、資源エネルギー庁 次世代の分散型電力システムに関する検討会 委員、資源エネルギー庁 ERAB検討委員、資源エネルギー庁 同時市場の在り方に関する検討会、電力広域的運営推進機関 調整力及び需給バランス評価等に関する委員会、需給調整市場検討小委員会、将来の電力需給シナリオに関する検討会、資源エネルギー庁 次世代技術を活用した新たな電力プラットフォームの在り方研究会オブザーバーを務める。慶應義塾大学商学部卒。米国ジョージタウン大学院MBA修了。主著に「電力システム改革の突破口DR・VPP・アグリゲーター入門」「電力セキュリティーエネルギー安全保障がゼロからわかる本」「電気の疑問66(共著)」(オーム社)等。