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日産のカーボンニュートラル技術戦略〜走行時、製造時のCO2排出低減と資源循環〜
10月25日(金) 終了済
日産自動車(株) 企画・先行技術開発本部
技術企画部 主管
池原 賢亮(いけはら けんすけ) 氏
日産自動車は、2050年までに事業活動を含むクルマのライフサイクル全体におけるカーボンニュートラル実現を目指している。
本講義では、その中間マイルストンとして、2030年時点でのCO2削減目標を達成するための技術戦略と具体的な取り組みを概説する。
具体的には、(1)クルマのライフサイクルCO2削減において最も寄与度が大きい走行時CO2排出低減を実現するための電動化技術の進化を中心に、(2)車両製造時CO2排出低減の取り組み、(3)電気代削減と再エネ普及に貢献するV2X、一旦生産した製品を使い切り、再資源化する資源循環とその周辺技術について述べる。
1.日産自動車のカーボンニュートラルの取り組み
(1)2030年時点でのCO2削減目標とアプローチ
(2)カーボンニュートラル推進体制
2.走行時CO2排出低減
(1)EV、e-POWERの進化
3.製造時CO2排出低減
(1)バッテリー製造CO2削減
(2)各種材料(鉄鋼・アルミ・樹脂)CO2削減
(3)再エネ導入
4.資源循環
(1)V2Xとエネルギマネジメント
(2)バッテリー資源循環
5.質疑応答/名刺交換
2004年 日産自動車入社後、パワートレイン開発部門に所属し、エンジン構造CAE、エンジン部品・システム開発を経て、e-POWER専用エンジン先行開発を担当。
2022年より技術企画部に異動し、現担当は、カーボンニュートラル技術戦略ならびに、次世代バッテリーリサイクル技術、ESS開発。