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病院経営を支える力〜事務業務の革新に向けた「単なる効率化」ではない価値創造へ〜
12月 4日(水)
国立研究開発法人国立がん研究センター
財務経理部 調達課長
斎藤 知二(さいとう ともじ) 氏
現在、我が国では、医療サービスの質向上と効率化を目指し、全国医療情報プラットフォームの創設、電子カルテ情報の標準化、オンライン資格確認の導入、電子処方箋の普及、データの二次利用を柱とした医療DXを推進しています。一方で、病院の事務職の業務はDX化が進んでいますか?我々事務職員が抱える時間の制約、複雑な手続き、そしてエラーのリスク。これらはDXによってどのように改善されるのでしょうか?業務効率化を実現した事務職員のストーリーを通じて、日々直面する課題をデジタル化でどのように解決できるか、皆様にその実例を紹介します。
また、いくつか病院経営に資する可能性のある自動化やロボット化の実例を紹介し、これらが病院経営にどのような影響を与え、効率化にどのように寄与しているかをお見せします。自動化は単なる効率化ではありません。それは職員がより創造的な業務に集中できるようにするための手段です。ここでは、自動化によってどのようなメリットが得られるか、具体的なデータと共に解説します。
今回紹介する内容を参考に、システム導入やサービス利用をためらっておられる方々が、一歩踏み出すきっかけになればと思います。皆様、事務業務の革新に向けた一歩をともに踏み出しましょう。
1.DX化の基本理念と目的
(1)医療DXの概要
(2)病院経営におけるDXの役割とメリット
(3)デジタル技術を活用したビジネスプロセスの変革と新価値創出
2.事務職員のDXへの挑戦
(1)病院が抱える課題
(2)IT人材が枯渇した中での事務職員の役割
(3)DXによる改善事例とその影響
(4)事務職員業務のDX化の重要性
3.病院経営に資する自動化の事例とサービス
(1)自動化やロボット化の実例紹介
(2)自動化によるメリット
(3)費用効率に着目したサービス事例
4.質疑応答/名刺交換
平成 3年 現 国立国際医療研究センター採用。
平成 7年 同センター会計課補給係にて、関東信越地域初のSPD導入を主導。
平成11年 現 NHO横浜医療センターへ係長昇任。 〜以降、現 NHO病院の係長を経験〜
平成19年 現 国立がん研究センター中央病院 補給係長へ異動。数々の契約行為を経験し、
平成23年 同センター一括調達型SPDの導入を主導。同年、同センター監査室へ配置換え。
平成24年 現 NHO栃木医療センター財務管理係長へ異動。同年、経営企画係長へ配置換え。
平成28年 NHO久里浜医療センター業務班長へ昇任。
平成31年 国立研究開発法人国立国際医療研究センター調達企画室長へ昇任。
令和 4年 国立研究開発法人国立がん研究センター調達課長へ昇任。現在に至る。