SSK 株式会社 新社会システム総合研究所

会場受講/ライブ受講/アーカイブ配信(2週間、何度でもご視聴可)

未来事業のアイデア発想法

〜ニーズギャップ起点で発想する新規事業の進め方〜

No.
S24457
会 場
SSK セミナールーム
東京都港区西新橋2-6-2
ザイマックス西新橋ビル4F
開催日
2024年11月 5日(火) 13:00~17:00
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受講料
1名につき 33,770円(税込)
同一のお申込フォームよりお申込の場合、2人目以降 27,500円(税込)
備 考
事前に、セミナー講師へのご期待、ご要望、ご質問をお受けしております。
可能な限り講義に盛り込んでいただきますので
お申込フォームの質問欄を是非ご活用ください。


■ライブ配信について
<1>Zoomにてライブ配信致します。
<2>お申込時にご登録いただいたメールアドレスへ視聴用URLとID・PASSを開催前日までに
   お送り致しますので、開催日時にZoomへご参加ください。

■アーカイブ配信について
<1>開催日より3〜5営業日後を目安にVimeoにて配信致します。
<2>お申込時にご登録いただいたメールアドレスへ収録動画配信のご用意ができ次第、
   視聴用URLをお送り致します。
<3>動画は公開日より2週間、何度でもご都合の良い時間にご視聴頂けます。

※会場又はライブ配信受講者様で、アーカイブ配信もご希望の場合は
 1名につき 追加料金11,000円(税込)で承ります。
 ご希望の場合は備考欄に「
アーカイブ配信追加受講希望」とご記入ください。
 複数名でお申込の際は、アーカイブ配信追加受講者様の各ご芳名を備考欄に
 追記をお願い致します。

会場受講以外の受講方法について詳しくはこちらをご確認下さい。

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パンフレット よくあるご質問

11月 5日(火)

未来事業のアイデア発想法

(株)リーディング・イノベーション 代表取締役社長
新規事業開発上級職人
芦澤 誉三(あしざわ よしぞう) 氏

13:00~17:00

「未来に向けた事業を考えたいが難しい」と感じている企業は多いのではないでしょうか。不確定な未来の事業開発を目指すのですから、難しいのは当然と言えます。
5年後、10年後の未来を見据えた新規事業を考える場合、一般的には、将来生まれると考えられるニーズの予測からスタートします。社会環境のトレンドや業界トレンドなどの分析から、将来の社会や顧客のニーズを推察するという進め方です。そして、予測された将来ニーズを解決する事業アイデアを考えることになります。
このような進め方も方法のひとつですが、別のアプローチもあります。それは、ニーズギャップを起点にした半強制発想で未来事業のアイデアを発案するというものです。
ニーズギャップとは「理想と現状とのギャップ」もしくは「欲求の本質と現状とのギャップ」のことを言います。すなわち、理想や欲求の本質とのギャップがあるのであれば、そのギャップを埋めるような商品・サービスを提供することにより、現状を置き換えることができるという考え方であり、アイデア発想のひとつやり方になります。この考え方は、弊社独自のものとなります。
ニーズギャップを埋めることが難しい場合や高い理想の実現を目指す場合、実現手段の開発に時間がかかり、必然的に未来の事業を開発することにつながります。すなわち、ニーズギャップを埋めるという考え方が未来に必要とされる事業開発につながることになります。ただし、自社らしさや自社の優位性があるテーマの発案が望ましく、このことを実現するには進め方に工夫が必要となります。
本セミナーは、自社らしい未来事業のアイデア発想法として「ニーズギャップ起点で発想する未来事業の構想づくり」の考え方と進め方について解説します。
新規事業開発という難しい課題に取り組んでいるものの行き詰まり間を感じている、また、新たな進め方手法を探している方々の一助になることを目指した講座となっています。

1.新規事業の実践的基礎知識
 ・マーケティングと新規事業開発は前提が大きく違う
 ・“新規事業の通説”の考察
 ・“強みを活かせ”発想からの脱却が必要
 ・ベンチャーへの投資が増えている理由
 ・「新規事業って何」と聞かれたらどう答えるか

2.未来の事業はどのように生まれてきたかの考察
 ・新市場が生まれるメカニズム
 ・未来のニーズや不連続のトレンドは考察できるのか
 ・ニーズが変化するのではなく技術がニーズを変化させる
 ・“変化が激しい時代”という言葉を掘り下げる

3.自社らしい事業とは
 ・自社の強みが活かせることが自社らしい事業ではない
 ・未来の新規事業探索に必要な自社らしさとは
 ・素材事部品、最終製品、サービス事業と自社らしさ
 ・技術の特徴と自社らしさ
 ・目的型事業と機能型事業
 ・発想力は情報の質量と比例関係にある

4.ニーズギャップと未来事業との関係
 ・ニーズギャップとは
 ・ニーズギャップ仮説の見つけ方
 ・ニーズギャップ仮説と未来事業の関係
 ・ニーズギャップと自社らしさの関係

5.自社らしい未来事業探索の進め方
 (1)進め方の全体像
  ・進め方の全体像と推進ステップ
  ・最初にトレンド分析や市場調査を行わない理由
 (2)自社らしさで探索領域を決める
  ・目的観点で自社らしさを決める
  ・技術的観点で自社らしさを決める
 (3)情報収集を深掘りする目的領域を選定する
  ・ビジネス構造マップの内容と利用価値
  ・ビジネス構造マップのつくり方とポイント
  ・ニーズギャップ仮説の抽出
  ・短期的テーマと未来事業テーマとニーズギャップ
  ・情報収集を深掘りする目的領域を設定する
 (4)ニーギャップ仮説を埋める手段の検討
  ・顧客、商品・サービス、売り方の順でビジネスモデルを構想する
  ・ビジネスモデルの分かりやすい体系
  ・顧客の決め方
  ・新しいカテゴリーを生み出すための目的発想
  ・顧客価値を体系的に理解する
 (5)事業特性分析と競争優位戦略
  ・事業特性とは
  ・事業特性分析の使い方と分析のやり方
  ・事業特性と競争優位戦略(カテゴリーNo.1戦略)
  ・事業特性分類とテーマ評価の関係
  ・納得感のある撤退基準の仕組みづくり

6.質疑応答/名刺交換

芦澤 誉三(あしざわ よしぞう) 氏
1982年 早稲田大学理工学部卒業。石油開発のエンジニアリング会社を経て、日本能率協会コンサルティングに入社し、約13年間、新規事業開発およびマーケティング関連のコンサルティングを行う。その後、一部上場メーカーにて新規事業開発に携わり、別会社として独立し取締役に就任。ソフトウェアベンチャーの役員を経て、現在、(株)リーディング・イノベーションの代表取締役/新規事業開発上級職人として、大手・中堅の新規事業開発、研究所発の新規事業開発、スピンオフベンチャーの創出など、新規事業プロデュースの支援を行っている。
【主な著書・論文】
「事業化プロデューサー養成講座」明日香出版社/「ビジネスレイヤー別新規事業開発実践ガイド」企業研究会/「技術シーズの新規事業開発への結びつけ方」(経営センサー)東レ研究所/「新規事業に立ちはだかる壁に挑む(16回連載)」(ビジネスリサーチ)企業研究会/「顧客満足を先取りする“提案開発アプローチ”」(ダイヤモンド・ハーバード・ビジネス)ダイヤモンド社他多数
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