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医療業界における生成AI活用最前線〜医療現場での先進テック活用動向と異業種参入〜
10月23日(水) 終了済
(株)NTTデータ経営研究所
ビジネスストラテジーコンサルティングユニット
マネージャー
清水 祐一郎(しみず ゆういちろう) 氏
長年にわたり人間と自然に会話するAIの実現に向けた取り組みが続けられてきました。チューリングテストというAIのテストの手法が提唱されたのは、1950年代頃にまでさかのぼります。人間と自然に会話できるChatGPTの登場は、これまでのAIの自然言語処理に関わる取り組みの到達点といっても過言ではありません。数十テラバイトという文字通り桁違いの大規模な言語モデルを構築して作られたChatGPTは、これまで実現が不可能と思われていた自然な会話の生成を実現し、要約や翻訳など、いくつものタスクを1つの言語モデルで実現することができました。
2023年には、ChatGPTが医師国家試験の合格ラインを超えることができるということが報告され、医療現場での活用も模索されています。直近では、ソフトバンググループが医療データへのAI活用を発表するなど、AIを活用することで異業種から医療業界への参入の事例もますます増えてきています。
本講演では、生成AIの医療業界への活用、ビッグテックの動きなど、最新の動向をお伝えし、医療現場で先端技術を導入実証した経験から、導入の勘所をお伝えします。
1.生成AIの登場とAIの歴史の振り返り
2.生成AIの医療応用の最前線
3.ビッグテックの最新動向
4.AI医療機器の開発動向
5.医療現場のテクノロジー活用の動向
6.医療機関の先進技術導入の成功のために、導入実証の経験から
7.質疑応答
※プログラムは最新動向を踏まえ変更する可能性があります。
医療機器メーカーを経て2019年より現職。現職では、民間企業と官公庁を相手に先端技術の戦略コンサルティングに従事。AI、ロボットや脳科学の新規事業支援、PoC、効果検証支援、ヘルスケアIT戦略策定などのプロジェクトに参画。直近では、AIやロボットの新規事業開発支援に従事し、研究の最前線で研究者の伴走支援を行っている。著書に『おうちで学べるPythonのきほん』『医療AIの知識と技術がわかる本 事例・法律から画像処理・データセットまで』(いずれも翔泳社・共著)がある。