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【ポストカーボンニュートラル時代の新しい競争軸】
〜バイオ燃料、バイオプラスチック等の活用展望〜
10月10日(木) 終了済
KPMGコンサルティング株式会社
アソシエイトパートナー
轟木 光(とどろき ひかり) 氏
2024年6月、内閣府はバイオエコノミー戦略を発表しました。バイオテクノロジーやバイオマスを活用し、環境・食料・健康の課題解決と持続可能な経済成長を目指すものです。これにより、新たな市場の創出と拡大を通じて経済成長を実現し、経済安全保障にも対応します。2030年までに国内外で100兆円規模の市場創出を目指しています。
一方で2024年2月に発表されたEUの「ドロップイン型先進バイオ燃料の産業能力構築に必要な手段の展望」のレポートでは、BEVの普及が予想よりも遅れており、Fit for 55を達成するために、EUは先進バイオ燃料のような他の持続可能なカーボンニュートラル燃料にも注力が必要であると報告しています。
カーボンニュートラルにむけて、今バイオおよびバイオエコノミーが注目されています。本講演では、バイオエコノミーの最新動向をおさえつつ、自動車産業におけるバイオおよびバイオエコノミーの活用について日本企業がどのように対応すればよいのかを説明します。
1.バイオエコノミーとは
2.各国のバイオエコノミー戦略
3.自動車産業におけるバイオエコノミーの取り組み
4.自動車におけるバイオ燃料の可能性
5.日本企業への提言
6.質疑応答
日系自動車メーカー、国内コンサルティング会社を経て、現職。自動車関連産業を中心に、商品戦略、技術戦略、新市場参入戦略などの戦略に関するプロジェクトに従事。専門領域は自動車関連産業及びモビリティの戦略構築など。公益社団法人自動車技術会エネルギー部門委員会委員。著書に、「EV・自動運転を超えて日本流で勝つ(日経BP)」、等。