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気候変動対応と生物多様性保全を企業はどのように両立できるか
10月 4日(金) 終了済
みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社
サステナビリティコンサルティング第1部
シニアコンサルタント
鬼頭 健介(きとう けんすけ) 氏
TNFDが最終提言を公表して早1年。先行して取り組まれてきた気候変動に加え、生物多様性・自然資本が、企業のサステナビリティ対応における重要テーマになりつつある。
一方で、気候変動と生物多様性は相互に密接に関連しており、その対応策の間にシナジーやトレードオフがあることも多い。
そのため、企業は気候変動対応と生物多様性保全の両立を目指し、シナジーの強化やトレードオフの低減を意識した取組を進めることが求められている。
そこで本講演では、気候変動と生物多様性の相互関係を解きほぐし、その両立を目指すサステナビリティ経営に必要なアプローチについて解説する。
1.気候変動と生物多様性の相互関係
2.気候変動対応と生物多様性保全の両立に向けた企業のアプローチ
(1)シナジーの強化
(2)トレードオフの低減
3.両立に向けた注目トピック
(1)Nature-based Solutions(NbS)
(2)再生農業
(3)生物多様性に配慮した再生可能エネルギー
4.質疑応答/名刺交換
2021年 東京大学大学院 農学生命科学研究科 生圏システム学専攻を修了し、同年 みずほリサーチ&テクノロジーズ入社。修士課程では保全生態学を専攻し、里山に生息する希少鳥類の生態についてフィールドで調査。入社後はScope3算定、SBT設定、CCUSなどに関する気候変動分野における民間企業および官公庁向けコンサルティングを担当。近年は、民間企業の自然資本・生物多様性対応を中心に支援しており、TNFD対応支援や目標・戦略の策定支援等に注力。