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2024年度診療報酬改定を踏まえた公開・院内データ分析と活用法を詳細解説
10月23日(水) 終了済
株式会社メディチュア 代表取締役
渡辺 優(わたなべ まさる) 氏
急速な環境変化に応じた経営判断に、DPC公開データなどのリアルタイム性の乏しいマクロデータ・オープンデータの活用は一見相性が悪いように思われています。しかし、目的を明確にした上で、それぞれのデータ特性を踏まえた分析を行うことで、様々な活用ができます。
具体的な活用方法を示しながら、適切な判断をするための有用性について解説します。また、診療報酬改定の方向性を読み解く上で、マクロデータの分析が役立つことも紹介します。
1.マクロデータの特徴、メリットとデメリット
2.マクロデータ分析で2024年度診療報酬改定の方向性を読み解く
3.急性期病床・回復期・慢性期病床の経営課題とマクロデータの活用
4.2030年・2040年を見据えた経営課題とその対策について
5.まとめ
株式会社メデュアクト 代表取締役
流石 学(さすが まなぶ) 氏
2024年度診療報酬改定は、入院日数の短縮と外来受診回数の抑制、医療費適正化に向けた動きが、これまで以上に色濃く出た改定になったと理解しています。個別の評価項目としては、新入院料の新設のような大幅なルール変更があった一方で、評価項目の細分化や実績に基づいた施設基準の増加など、細かいルール変更も多くありました。地域によっては医療需要の減少が進み、今回の改定を受けて病床再編や施設基準の見直しに迫られている医療機関も少なくないでしょう。
制度が見直される中で、分析手法、数字の考え方も変化しています。公開データや提出データをはじめとする院内のデータを活用した戦略、戦術の考え方を、改定項目を中心に具体的な事例とともに解説していきます。
1.ミクロ的視点から見た2024年度改定
2.改定項目をミクロ分析で検証する
3.医療費適正化計画を意識した対応策は?
4.経営戦略・戦術にいかに落とし込むか
5.まとめ
株式会社メディチュア 代表取締役
渡辺 優(わたなべ まさる) 氏
株式会社メデュアクト 代表取締役
流石 学(さすが まなぶ) 氏
東北大学工学部・同大学院修士卒。超音波による血管測定について研究。
アクセンチュア株式会社に入社し、金融機関の業務改善等を担当。その後、医療系コンサルティング会社を経て、2012年にメディチュアを設立、医療データ分析業務を手がける。
【主な所属】
メディチュア 代表/MMオフィス コンサルタント/ウォームハーツ 顧問
2001年 東京薬科大学薬学部卒、2003年 東京薬科大学大学院薬学研究科修士課程修了、2009年 慶應義塾大学大学院経営管理研究科修士課程(MBA)修了。武田薬品工業(株)、医療系コンサル会社を経て現職。データ分析に基づく医療機関の戦略・戦術立案、薬剤部門のマネジメント支援を得意とする。薬剤師、中小企業診断士、診療情報管理士の資格を持つ。東京薬科大学薬学部客員准教授。「月刊保険診療」で連載中。