SSK 株式会社 新社会システム総合研究所

会場受講/ライブ配信/アーカイブ配信(2週間、何度でもご視聴可)
【NEDO/千代田化工建設】

水素関連政策動向と技術開発最前線

No.
S24433
会 場
SSK セミナールーム
東京都港区西新橋2-6-2
ザイマックス西新橋ビル4F
開催日
2024年11月 8日(金) 13:30~16:00 終了済
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受講料
1名につき 27,500円(税込)
備 考
事前に、セミナー講師へのご期待、ご要望、ご質問をお受けしております。
可能な限り講義に盛り込んでいただきますので
お申込フォームの質問欄を是非ご活用ください。


■ライブ配信について
<1>Zoomにてライブ配信致します。
<2>お申込時にご登録いただいたメールアドレスへ視聴用URLとID・PASSを開催前日までに
   お送り致しますので、開催日時にZoomへご参加ください。

■アーカイブ配信について
<1>開催日より3〜5営業日後を目安にVimeoにて配信致します。
<2>お申込時にご登録いただいたメールアドレスへ収録動画配信のご用意ができ次第、
   視聴用URLをお送り致します。
<3>動画は公開日より2週間、何度でもご都合の良い時間にご視聴頂けます。

※会場又はライブ配信受講者様で、アーカイブ配信もご希望の場合は
 1名につき 追加料金11,000円(税込)で承ります。
 ご希望の場合は備考欄に「
アーカイブ配信追加受講希望」とご記入ください。
 複数名でお申込の際は、アーカイブ配信追加受講者様の各ご芳名を備考欄に
 追記をお願い致します。
主 催
公益財団法人 原総合知的通信システム基金

会場受講以外の受講方法について詳しくはこちらをご確認下さい。

11月 8日(金) 終了済

Ⅰ.水素社会実現に向けた国内外の政策動向とNEDOの研究開発の方向性

(国研)新エネルギー・産業技術総合開発機構
水素・アンモニア部 大規模水素利活用ユニット長
兼 水素SCチーム長
坂 秀憲(さか ひでのり) 氏

13:30~14:40

水素は燃焼時にCO2を排出しないクリーンなエネルギーであるとともに、様々な資源から製造することができ、エネルギーセキュリティの向上に貢献することが期待されている。また、長期間の貯蔵や長距離輸送にも適しており、水素は世界中でカーボンニュートラルの切り札として注目されている。現在、国内では、水素導入に向けた関連法案や合理的な水素保安のあり方に向けた議論が進められるなど、水素社会実現に向けた取り組みが加速している。
本講義では、そのような最新の国内外の政策動向の解説及びNEDOが取り組む研究開発の現状と方向性について詳説する。

1.水素の意義と日本の政策動向
2.世界に広がる水素の取組と諸外国の動向
3.NEDOにおける技術開発
 (1)様々な水素キャリアと特徴
 (2)水電解の取組(大型化へ向けて)
 (3)水素保安、情報発信に向けた取組
4.質疑応答/名刺交換

Ⅱ.総合的な水素サプライチェーンの構築に向けた取り組み

千代田化工建設(株) フロンティアビジネス本部
フェロー
岡田 佳巳(おかだ よしみ) 氏

14:50~16:00

当社ではメチルシクロヘキサンを用いるLOHC-MCH法のシステムについて開発を行い、2020年に国際間での大規模実証を完了して商業化段階に移行している。グローバルスタンダードとして普及するには、究極的に低コストで炭素排出が少ないシステムに進化できるシステムであることが重要と考えられる。
本講演では、水素エネルギーキャリアの開発動向とLOHC-MCH法を革新的に進歩させる技術開発について紹介する。

1.水素エネルギーキャリアの現状と展望
2.LOHC-MCH法の特長とコスト比較
3.総合的な水素サプライチェーン
4.将来目標に向けた技術開発シナリオ
5.MCHの直接製造/利用技術開発
6.質疑応答/名刺交換

坂 秀憲(さか ひでのり) 氏
2006年3月 早稲田大学大学院理工学研究科卒、同年4月新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)入構。2006年4月 企画調整部企画業務課にてNEDO全体の研究開発マネジメントシステムの高度化に従事。2010年2月 スマートコミュニティ推進室の立ち上げメンバーとして、スマートコミュニティアライアンス(JSCA)の設立等に従事。その後、2012年6月より、資源エネルギー庁長官官房国際課へ出向。2014年6月 環境部3Rグループにてリサイクル関連の技術開発・海外実証に従事。2016年7月 リムリック大学大学院(アイルランド)2017年9月 国際部実証総括グループにて海外実証のプログラムマネジメントに従事。2022年5月 スマートコミュニティ・エネルギーシステム部燃料電池・水素室、同年7月に室長。2024年7月 水素・アンモニア部 チーム長。
岡田 佳巳(おかだ よしみ) 氏
1984年 横浜国立大学工学部化学工学科卒業。1986年 横浜国立大学大学院エネルギー材料専攻修了。同年 千代田化工建設入社 研究所に配属。各種プロセス用触媒の開発に従事。1998年 技術士(化学部門)。同年 研究開発センター 触媒2グループ グループリーダー。2005年 学位 博士(工学)取得。2009年 技術開発ユニット 研究開発センター 技師長。2018年 フロンティアビジネス本部 技術開発部兼水素チェーン事業推進部 上席技師長。2020年 フロンティアビジネス本部 フェロー 水素エネルギー協会理事、横浜国立大学先端科学高等研究院 客員教授、東京大学非常勤講師、九州大学非常勤講師。