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人事労務担当者・マネジャーなら知っておきたい!
〜採用から退職までのフェーズごとのトラブル防止対策〜
10月30日(水) 終了済
HRプラス社会保険労務士法人
代表社員/特定社会保険労務士
佐藤 広一(さとう ひろかず) 氏
近年、労務トラブルは増加の一途を辿ってきました。とりわけ、リモートワーク、フレックスタイム制、副業・兼業の解禁などといった性善説に基づく労務施策を悪用する者が散見され、問題行動をとる社員(勤怠不良・能力不足・メンタル不調など)と労働法による規制の狭間で、人事パーソンはその対応に日々苦悶しています。そのトラブルの多くは、労使関係の基本である労働契約に起因することがほとんどで、結局、「どのような約束で働くことになっていたか?」に帰結することになります。すなわち、労使間の権利義務関係をしっかり把握し、「具体的箇条書き」と「最初に説明」という2つの鉄則を知ることで労務トラブルを解決できます。
本セミナーでは、人事パーソンの立場からトラブルをどう回避していくのかについて、豊富な資料とともに会社としてどのように考えるか、という視点で理解を深めていきます。
0.オリエンテーション
(1)労務トラブルの現状について
(2)問題行動をとる社員との向き合い方
(3)問題行動を改善させる「行動分析マネジメント」
1.採用時における留意点
(1)トラブルは採用後すぐに顕在化する
(2)試用期間は戦略的に利用する
(3)内定取消は解雇と同じ
2.配置転換・転勤時における留意点
(1)トラブルにならない配転、転勤、出向、転籍の進め方
3.ハラスメントに対する留意点
(1)セクハラ・パワハラ対策
(2)無視できない世代間ギャップ
4.メンタル不調者への対応
(1)休職制度の設計方法
(2)復職時に気を付けるべきこと
5.退職・解雇における留意点
(1)辞職、合意退職、定年、解雇、雇止めの考え方とは?
(2)退職勧奨の進め方
(3)変更解約告知
6.質疑応答/名刺交換
HRプラス社会保険労務士法人代表社員、特定社会保険労務士。「HRに安心、情報、ソリューションをプラスする」をコンセプトに、人事パーソンにコミットした労務相談、就業規則の見直しなど人事労務コンサルティングを展開中。また上場企業2社においてそれぞれ取締役および監査役を現任。
TBSドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』、日本テレビ『ダンダリン』監修、週刊ダイヤモンド、週刊エコノミスト、労政時報、日本経済新聞、各種ビジネス雑誌への連載・寄稿多数。一般社団法人日本能率協会及び企業における管理職研修等においても講師としても活躍中。
おもな著書に、『「働き方改革関連法」企業対応と運用の実務がわかる本』『図解でハッキリわかる労働時間、休日・休暇の実務』(以上、日本実業出版社)、『M&Aと統合プロセス人事労務ガイドブック』(労働新聞社)、『泣きたくないなら労働法』(光文社)など多数ある。