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【GAIA-Xによるデータ主権と競争力強化】
〜安全なデータ流通のために日本企業に求められる整備〜
8月30日(金) 終了済
KPMGコンサルティング株式会社
テクノロジートランスフォーメーション
パートナー
池田 和繁(いけだ かずしげ) 氏
KPMGコンサルティング株式会社
テクノロジートランスフォーメーション
シニアマネジャー
山邊 次郎(やまべ じろう) 氏
欧州はデータ主権と国際競争力を確保するために、データスペースによる産業データの単一市場を目指すデータ戦略を策定し、着実な戦略の推進を図っている。データスペースは、データを生成する企業や個人の権利を守りながら、データを経済や社会で利用できるようにする仕組みで、GAIA-Xはその代表的な枠組みとして位置づけられる。欧州では自動車業界が先行してGAIA-Xに準拠したデータスペースを構築し、接続支援や各種アプリケーションを提供する専門企業も既に始動。
これら欧州の最新動向や日本の対策状況、そして連携の前提となる各企業に求められるデータプラットフォーム整備の重要性について解説する。
1.欧州インダストリアルデータスペースの起源と変遷
2.欧州データ戦略の狙いと対象となる戦略分野
3.GAIA-Xの三つの特徴
4.安全なデータ流通を担保するクリアリングハウスとGXDCH (Gaia-X Digital Clearing House)
5.先行する欧州自動車業界
6.Cofinity-X 始動
7.その他の産業における展開
8.日本に求められるデータ連携のグランドデザインと企業レベルの取組み
9.質疑応答/名刺交換
前職ではコンサルティング及びシステム構築業務に従事し、基幹業務刷新プロジェクトのPMや、システム評価を対象としたコンサルティング等を経験。近年は製造・製薬・自動車のデジタルトランスフォーメーショングループのグループリーダーとして、営業戦略から、新規顧客開拓、グループ内の横断的なマネジメントを担当。基幹システム導入支援、大規模プロジェクトPMO、データ利活用戦略、製造・自動車・公共に強みを持つ。
国内大手タイヤメーカー、国内大手半導体部品メーカーを経て、KPMGコンサルティングに参画。半導体部品子会社でのCIO、半導体部品メーカーでの生産管理システム、サプライチェーン管理システムの導入、企業グループ全体のIT戦略策定経験を有し、近年では、Deep LearningをはじめとしたAIやデータアナリティクスに加え、メタバースといった主にデジタル新領域にて活動。