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SAFのサプライチェーンモデルの構築と事業化・利用拡大に向けて
9月25日(水) 終了済
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)
再生可能エネルギー部 バイオマスユニット ユニット長
矢野 貴久(やの たかひさ) 氏
国際航空分野では、国際民間航空機関(ICAO)において2050年までに国際航空分野のカーボンニュートラルを実現するとの長期目標が採択された。地球温暖化対策としてSAF(持続可能な航空燃料)の導入は大きく期待されており、各国でSAFの開発と導入が活発化している。
技術開発を支援するNEDOでは、実証を通じたSAFのサプライチェーンモデルの構築などを推進している。その動向と展望について紹介する。
1.SAF導入の背景
2.国内外の動向
3.燃料規格とCORSIA制度 4.SAFサプライチェーンモデルの構築へのNEDOの取組
5.SAF製造パスウェイ別の開発の展望
6.質疑応答/名刺交換
株式会社三菱総合研究所
エネルギー・サステナビリティ事業本部 主席研究員
福田 桂(ふくだ かつら) 氏
航空部門のCO2排出量削減に向け、国内外でSAFの製造、利用に向けた制度設計や民間による事業化が進められています。
本講演では、国内外におけるSAF製造プロジェクトの動向やエアラインによる利用状況に加え、それを後押しする政策や民間プログラムの動向を紹介し、SAFの利用拡大に向けた今後の展望について概説します。
1.国内外におけるSAFの利用目標、関連政策
2.国内外におけるSAF製造プロジェクトの動向
3.国内外におけるSAF利用状況
4.国内外におけるSAFの環境価値の可視化/活用動向
5.SAFの利用拡大に向けた今後の展望
6.質疑応答/名刺交換
1997年にNEDOに入構以来、バイオテクノロジーを活用した物質生産、創薬基盤技術、医療機器の開発など数多くの分野の国家プロジェクトのマネジメントに従事。2014年以降は、4年の他機関への出向期間を挟んで、バイオエネルギー技術開発の調査、研究管理、評価業務を行っている。現在は、NEDOの「バイオジェット燃料生産技術開発事業」などのプロジェクトマネージャーを担当。
2000年3月 東京大学大学院工学系研究科修了、同年4月に株式会社三菱総合研究所に入社。以来20年以上にわたり、SAFを含む国内外の低炭素・脱炭素燃料の政策・技術・市場動向等に関する調査・コンサルティング等に従事。2014〜2016年度には資源エネルギー庁総合政策課(現総務課)に出向し、当時の長期エネルギー需給見通しや地球温暖化対策計画の策定に貢献。