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【具体的事例で学ぶ最新規制対応】
〜イノベーションと両立する個人情報保護とは?〜
8月 1日(木)
株式会社野村総合研究所
ICT・コンテンツ産業コンサルティング部
グループマネージャー
小林 慎太郎(こばやし しんたろう) 氏
安心・安全に個人情報・パーソナルデータを活用するためには、法令遵守に加え、プライバシー保護が不可欠です。しかし、多くの企業では、組織的な取組ができておらず、炎上事件が後を絶ちません。あるいは、炎上が怖くてデータ活用に踏み出せず、手をこまねいている状況です。
本講義では、プライバシーガバナンス構築のポイントを、基本から応用まで、具体の企業の事例を織り交ぜながら丁寧に解説するとともに、AI法をはじめとする新たな規制の潮流も踏まえながら、イノベーションと両立する個人情報保護の実現方法を紹介します。
1.なぜプライバシーガバナンスが求められるのか
・炎上事件のふりかえり
・グローバルに進むプライバシー規制強化
・個人情報保護法3年ごと見直し
2.プライバシーガバナンスの基本
・データマッピング-すべての基本
・プライバシー影響評価(PIA)-本質はコンセンサス形成
・プライバシー保護組織-専門組織は必要か
・プライバシーポリシー-消費者とのコミュニケーションツール
3.失敗しないプライバシーテックの活用方法
・プライバシーマネジメント支援システム
・プライバシー強化技術(PETs)
4.デジタルガバナンスへの対処
・AI規制
・IoTデータ
・越境データ-DFFTは経済安全保障政策
5.質疑応答/名刺交換
野村総合研究所 ICT・コンテンツ産業コンサルティング部グループマネージャー。
専門はICT公共政策・経営。官公庁や情報・通信業界における調査・コンサルティングに主に従事。個人情報・プライバシー保護、著作物の二次利用促進など、情報流通が活発でありながら、みんなが安心して暮らせる社会にするための仕組みを探求している。主な著作として「プライバシーテックのすべて -入門から活用まで-」中央経済(2024年2月)共著、「プライバシーガバナンスの教科書」中央経済(2022年12月)共著ほか。
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