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【資源エネルギー庁/東京大学/積水化学工業】
7月23日(火)
資源エネルギー庁 省エネルギー・新エネルギー部
新エネルギー課
ご担当者(調整中) 氏
調整中
東京大学 総合文化研究科広域科学専攻/
工学系研究科化学システム工学専攻/
先端科学技術研究センター 教授
瀬川 浩司(せがわ ひろし) 氏
結晶シリコン太陽光発電は、日本の再生可能エネルギーの主力を担ってきたが、現在は中国からの輸入が大部分となり、設置場所の問題も顕在化し導入が頭打ちになっている。この状況を打開する次世代太陽電池としてペロブスカイト太陽電池に期待が集まっている。
ペロブスカイト太陽電池は、国産調達可能な材料を使用しており、軽量化が可能で設置場所拡大も期待され、実験室レベルのエネルギー変換効率は26%超を記録している。本講演ではこのペロブスカイト太陽電池の研究開発の現状と展望について紹介する。
1.日本の再生可能エネルギーの現状
2.「ペロブスカイト太陽電池」とはどんなものなのか
3.ペロブスカイト太陽電池が期待される理由
4.ペロブスカイト太陽電池の種類と特徴
5.ペロブスカイト太陽電池が拓くエネルギー利用の未来
6.質疑応答/名刺交換
積水化学工業株式会社 PVプロジェクト ヘッド
森田 健晴(もりた たけはる) 氏
積水化学が開発を進めるフィルム型ペロブスカイト太陽電池の製品開発状況と社会実装に向けた実証実験の推進状況についてご紹介させていただきます。さらに今後の社会実装や早期事業拡大に向けた課題についても共有させていただきます。
1.積水化学の事業全体としての取り組み状況
2.フィルム型太陽電池の位置づけ
3.フィルム型ペロブスカイト太陽電池の開発状況
4.フィルム型ペロブスカイト太陽電池の実証実験の検討状況
5.質疑応答/名刺交換
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1984年 京都大学工学部卒、1989年 京都大学大学院工学研究科博士課程修了(工学博士)、東京大学大学院総合文化研究科広域科学専攻広域システム科学系助教授を経て2006年より東京大学先端科学技術研究センター教授、2016年より東京大学大学院総合文化研究科教授。2020年東京大学大学院工学系研究科化学システム工学専攻兼担。2012年より東京大学教養学部附属教養教育高度化機構環境エネルギー科学特別部門長。2009年 内閣府最先端研究支援プログラム(FIRST)の30課題の一つ「低炭素社会に資する有機系太陽電池の開発」の中心研究者に選ばれ有機系太陽電池の産官学連携プロジェクトを推進。その後、2015年からNEDOプロジェクト、2021年からグリーンイノベーション基金プロジェクトでペロブスカイト太陽電池の開発に従事。2012年には経済産業大臣の認可を受け「有機系太陽電池技術研究組合(RATO)」を創設し現在理事。2019年科学技術分野の文部科学大臣表彰科学技術賞を受賞。
1992年 積水化学入社 綜合研究所配属 高分子材料の研究開発。1996〜1998年 カリフォルニア工科大学化学科 グラブス研学術派遣。2006〜2009年 高機能プラスチックスカンパニー機能樹脂事業部 開発主幹。1998年 積水化学工業(株)水無瀬研究所帰任。2009年 NEDO新エネルギー部 太陽電池G出向。2011〜2013年 高機能プラスチックスカンパニー開発研究所。有機・無機ハイブリッド材料を用いたフレキシブル太陽電池の研究開発 グループ長。2013〜2015年 高機能プラスチックスカンパニー開発研究所。フィルム型ペロブスカイト系太陽電池の研究開発 プロジェクトヘッド。2016〜2023年 コーポレートR&Dセンター。フィルム型ペロブスカイト系太陽電池の研究開発 プロジェクトヘッド。2023年〜現在 PVプロジェクトヘッド(社長直轄)。